ついに、王都奪還に向けた出陣を決意したアルスラーン。ペシャワール城内は、戦の準備で活気づく。しかし、そんな空気の中、以前よりアルスラーンの下に付き従っていた仲間たちと、ルシタニア追討令を受けて新たに集った将のあいだで、揉め事が生じてしまう。
ひとまずはナルサスのとりなしで事態を収めたものの、争いの火種はくすぶったまま。そして決起集会の最中、ギーヴの言葉で、軍に決定的な亀裂がはしる。やむなくアルスラーンは、彼を軍から追放することとし、不満を抱えていた将たちも、その処罰を見て、さすがに気持ちを鎮めるのだった。
……それは、アルスラーンたちによる、軍をひとつにまとめあげるための、大掛かりな芝居だった。とはいえ、ギーヴが一時的に軍を離れることには変わりがない。そして、惜しまれつつも陣を離れる彼には、とある密命が授けられていた。

このエルマークは、レコード会社・映像製作会社が提供するコンテンツを示す登録商標です。 RIAJ50085001