寄せては返すラムネ色の海――。
幼い頃に行ったあの浜辺で、ヤドカリと戯れる健次と七海。青空の下、海鳥が鳴く声に混じって、ふたりの子供っぽい、はしゃぎ声が響く……。健次の家に食事に来ていた、七海と母親の各務。
七海は、健次の妹、鈴夏と一緒に入浴しようと浴室に行くと、入っいたのは健次だった。顔を赤めながら湯船につかる健次と七海。緊張する七海は、湯の熱さにのぼせてしまう。
そんな仲の良い日々を送る健次と七海。学校では校外学習の話題で持ちきりだった。今年の校外学習は湖でのキャンプ。湖での水泳に情熱を燃やす端野は、いとこのひかりが来るかのどうかを健次に強く迫っていた。そして、健次が校外学習に行くかどうかを気にする人物が、ここにもうひとりいた。鈴夏のクラスメイト、佐倉裕美。健次が行く旨を伝えると嬉しそうに走っていく。
健次の回想がよぎる。佐倉裕美、あれはバレンタインの日、妹の鈴夏に交じって健次にチョコを渡してきた少女だった。健次は、とりわけ意識するのでもなく、何気に彼女からチョコを受けると嬉しそうに笑顔を返す。
そのことを思い出して、思わず浮かれてしまう健次に七海は……?

このエルマークは、レコード会社・映像製作会社が提供するコンテンツを示す登録商標です。 RIAJ50085001