子供のころ、できたばかりのラムネのお店で、健次は佐倉裕美と出会った。
そのとき、彼女が身につけていた魚のヘアピンがなぜか気になって仕方のなかった健次。欲しそうに見ている彼に、裕美はそっと魚のヘアピンを差し出す。
「何かお礼をしないといけない」そう思った健次は手に持っていたラムネの瓶を彼女に手渡すのだった――。
校外学習から帰ってきた裕美は、元気がなかった。部屋に置いてあるラムネの瓶を抱きしめると、裕美には幼いころの記憶が甦っていく。そしていつもそこには、健次とともに七海の姿もあった。
校外学習のとき、裕美は健次に告白した。その想いのたけのすべてを。無理だとわかっていても、言わないではいられなかった。裕美は、この夏、この海辺の町から引っ越すことが決まっていたのだ――。
いよいよ終業式が終わった。明日から夏休みが始まる。
健次の成績は、1と2のオンパレードであったが、体育だけは5の成績だった。そのことをひかりや美空にバカにされる健次。でも健次と七海の表情は浮かばれないでいた。健次と七海は引っ越す裕美のことが気になっていたからだ。そのことを知ったひかりたちは、裕美の引越しを手伝おうと健次に提案する。
そして健次たちと端野を加えた5人は裕美の引越しを手伝いに行くのだった。佐倉家にて、一見順調に順調に進んでいたかの引越し作業。しかし、手伝いに来ていた端野が裕美の大切にしていたラムネの瓶を割ってしまい……。

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