幼い頃、荒れ果てた畑の前で健次と七海の交わした約束。100回先に貸しをつくった方が、与えた方の言う事をなんでも聞く……。
台風の襲来で壊された作物を前に、泣き崩れる七海がつけているオサカナの髪飾りを健次は100まで叩き、わざと貸しをつくってなぐさめてあげた。
海辺の町に台風が近づいていた。
ツーリングにでかけたい美空を制した七海の母、各務。美空は各務が営む喫茶店でバイトをしていた。そのころ、健次と七海は畑で野菜を収穫中だ。そこで校外学習のときに実現できなかった七海とのふたりだけのフォークダンスを、夏の思い出にしておきたい。そう考えた健次は畑で七海をキャップ場へ行こうと誘うのだった。はじめて行く、ふたりだけの旅行。この日はいつもより多くの野菜を獲ってしまうのだった。

そして健次と七海は、台風が近づいていることを知ってか知らずか、愛車トライフンフを駆り出していく――。

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