目を覚ました遥冬は、病室のベッドにいた。鉄格子の窓、施錠されたドア。周囲には5つのベッド、そこには見知らぬ5人の男女がいた。中年の刑事、製薬会社の研究者、白髪交じりの老人、タトゥーの入った若者、ひきこもりの少女。そして、大学に通う遥冬。6人に共通するのは、注射の痕と「渋谷にいた」記憶。突然、若者が頭痛を訴えうずくまった。老人が手を差し伸べるが、なすすべもなく死んでいく。残った5人は、密室と死の恐怖から逃れるため、記憶を手繰り、他人を疑い、混乱状態に陥る。そしてまた一人、犠牲者が生まれる。突如、遥冬の意識に浮かび上がる少女との恋の記憶。しかし、危機的状況から脱しようとする遥冬に思わぬ結末が待ち受けていた。

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