趙高(ちょうこう)は胡亥(こがい)の前に臣下を呼び集め、鹿を指して馬だと言う。そして臣下たちに「この動物は鹿か馬か」と聞く。趙高の力を恐れる多くの臣下たちは、鹿だと思いながらも「馬だ」と答える。わずか2名が「鹿だ」と答えるが、牢に入れられてしまう。それ以来、趙高に逆らう者はいなくなり、胡亥に真実を言う者もいなくなり、趙高が朝廷の実権を握ることになる。目の前で季布(きふ)と項羽(こうう)が功を焦って言い争うのを見た項梁(こうりょう)は、次の戦で先に城を落とした者に対して、もう1人は一切逆らわないよう、2人に約束させる。ある晩、項羽が虞子期(ぐしき)訪ねていくと、虞家が何者かに襲撃され、虞姫(ぐき)の父は亡くなり、虞子期は行方知れずになっていた。楚軍の仕業と信じる虞姫は復讐を誓うが、項羽はその身を心配して、嫌がる虞姫を無理やり連れて帰る。食べ物をくれていた洗濯のおばあさんにもうここにはこないと言われた韓信(かんしん)は、おばあさんに、いつか必ず恩返しをすると伝えるが、おばあさんは恩返しなどを期待していたわけではないと答える。人々は秦や項梁の軍の徴兵から、わざと腕を折って逃げようとしていた。戦を前にして、人々に不安が広がる様子を見て、韓信は乱世に打って出ることを決意する。

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