劉邦(りゅうほう)たちが軍営代わりにしていた民家には一人の女がいた。彼女は、夫は矢に当たって死んだと言って、矢を劉邦に見せる。その矢は劉軍のものだった。 ある日、劉邦が民家で部下たちと酒を飲んでいるとその女性が姿を現す。その美しさに目を奪われた部下たちは劉邦に連れて帰ろうと言い出す。 一方、作物の収穫期を迎えた劉邦の実家だったが、秦国や魏国が兵の徴集に来るため、劉邦の兄は1日中納屋に隠れて過ごしていた。また、逃亡兵が作物をすべて食べてしまい、食べ物もなかった。義姉に辛く当たられながら、呂雉(りょち)は1人で黙々と家事をこなしていた。 毒蛇に噛まれて意識不明となった虞姫(ぐき)を、項羽(こうう)は毎日のように見舞った。しかし、自分の行動を虞姫には知られたくないと、緑衣(りょくい)には虞姫が目を覚ましても内緒にするよう言いつける。 項梁(こうりょう)を失った楚国では、懐王(かいおう)と宋義(そうぎ)が軍の統率者を誰にすべきか相談していた。宋義は、この機に乗じて懐王に軍権を奪回し国の実権を掌握するよう提案する。懐王は、劉邦を武安侯に封じ、劉邦に項羽の動きを抑えさせようと考える。そして、秦国打倒の協議を行うため、楚国の諸侯に彭城(ほうじょう)に集結せよと命令を下す。

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