項狄(こうてき)は一人で現れると、項羽将軍のために生きることができて悔いはないと自害した。墓を作る項羽(こうう)のそばで、虞姫(ぐき)は項狄の魂が安らかであるようにと祈る。 戻った項羽を待っていたのは懐王(かいおう)が派遣した宋襄(そうじょう)だった。10日間、勝手に軍営を留守にした項羽を処罰するためだったが、范増(はんぞう)の機転により、鍾離昧(しょうりばつ)が三十叩きの刑を受けることで事なきを得る。秦軍に包囲され、鉅鹿(きょろく)城に籠城している趙王と張耳(ちょうじ)は、諸国に救援を求める。項羽の勢力拡大を心配する懐王に趙国の危機を利用して項羽の権力を封じようと宋義(そうぎ)が提案する。懐王は軍議を開き、趙国救援のための出兵を決め、その軍隊の上将軍を項羽ではなく宋義にし、そして次将軍を項羽、末将軍を范増とする。懐王はさらに別な部隊に咸陽を攻めさせて章邯を牽制することで秦軍の力を分散させると言い、最初に関中に入った者を王とすると宣言。劉邦(りゅうほう)が手を上げる。項羽からの独立を狙っていた劉邦はやっと目的を果たしその夜のうちに西に向け出発する。だが、劉邦の力の強大化を恐れる范増は、劉邦の軍を背後から襲撃するよう魏王に依頼した。

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