武関(ぶかん)には誰もおらず戸惑う劉邦(りゅうほう)だったが、趙高(ちょうこう)が兵を撤退させたのだと知ると引き続き嶢関(ぎょうかん)へと向かう。 子嬰(しえい)は女官から2人の人物に引きあわされる。1人は行方知れずとなっていた娘、もう1人は韓談(かんたん)だった。娘との再会を喜んだ子嬰は、韓談から趙高が自分を秦王にするのは、傀儡にして劉邦に取り入るためだと聞かされる。 子嬰は病に倒れたと偽り趙高を見舞いに来させた。そして、1人で部屋に入った趙高を自らの手で斬る。死を前にして趙高は「自分のような宦官に踏みつけにされて秦国は滅亡する哀れな国だ」とあざ笑った。子嬰はすぐさま大臣たちを集め、趙高の死を伝えた。 難攻不落の嶢関を前にして、張良(ちょうりょう)は秦軍を投降させるために盧綰(ろわん)を使者として送る。盧綰はなかなか和議に応じない秦の将軍に、ならば残虐な項羽が攻めてくるぞと脅す。将軍は和議を承諾するが、そのとき咸陽から敵と戦わねば親族も罰するとの通知が届き、再び開け渡しを拒む。しかし、張良の戦わずに戦うという策によって、秦も楚も1人の死傷者を出さずに嶢関は開け渡された。

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