劉邦(りゅうほう)は逃げる途中で子供たちを馬車から降ろそうとした。置いていかないでと泣いて頼む子供たちを劉邦は蹴り飛ばした。驚いた夏侯嬰(かこうえい)が子供を馬車に乗せた。その後、樊カイ(はんかい)や盧綰(ろわん)たちと再会した劉邦は沛県(はいけん)に身を隠すことにする。だが沛県はすでに楚軍に荒らされ見る影もなく、改めて故郷の豊邑(ほうゆう)を目指す。50万の兵がいながら3万の項軍に敗れ、すっかり自信を失った劉邦は、これからは自分を王ではなく劉邦と呼び捨てるように盧綰に促し、拒む盧綰に向かって、項羽は生まれついての王だが自分はただの平民だとつぶやく。項羽(こうう)に捕えられた呂雉(りょち)たちは牢に入れられていた。様子を探りに来た范増(はんぞう)は、劉邦の息子だと言い張る肥(ひ)は、呂雉の息子ではないと気づく。先のない毎日に曹氏(そうし)は生きる意欲を失っていた。自分の食べ物を肥にやって、食べようとしない曹氏を呂雉は漢王の息子の肥のためにも息子の手本となるべきだと叱る。項羽は呂雉から、劉邦と義兄弟のくせにその家族にこんな扱いをするなど君子とは言えないと言われる。だが項羽は戦である以上やってはいけないことなどないと返答し、敵は劉邦であり劉邦の家族ではないからお前たちを粗末には扱わないとも約束する。

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