山あいの長閑な町。この地にかつて「リョウモウシカ」と呼ばれる幻のシカが居たという。シカを発見した三兄妹は一躍時の人となるが、やがて目撃は虚偽とされ、三人には「うそつき」というレッテルが貼られる。それから二十数年後、三人は別々の人生を歩んでいた。シカ事件で精神を病んでしまった次男の義夫(斉藤陽一郎)は病院暮らし。末娘の顕子(中村ゆり)は駆け落ちの果てに酒浸りの生活。長男の冨士夫(桐生コウジ)は家業の老朽化した工場と莫大な借金を背負っていた。父危篤がきっかけで久々に再会する三人だが、顕子の元カレや義夫の同級生らが絡み、葬儀中に騒動が巻き起こる。再び岐路に立たされた三兄妹の行く先は…。

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