2006年の夏、サッカー界の注目がドイツのワールドカップに集まる中、世界中で何千人ものプレーヤーが"もう1つのワールドカップ"へ向けてトレーニングに励んでいた。ホームレスワールドカップだ。2001年に始まったこの大会は、スコットランド人とオーストリア人の2人の男の奇抜なアイデアから生まれた。ミニサッカーの国際大会を通じて、ホームレスの人々に生活を変えるチャンスを与えることが目的だった。そして5年後、年に1度のペースで開催され続けたホームレス・ワールドカップは、国際的なスポーツ大会として受け入れられるまでに至る。48ヵ国から500名のホームレス選手が各国の代表と選ばれ、南アフリカのケープタウンに集結。戦争で荒廃したアフガニスタン、ケニアのスラム街、アイルランド・ダブリンの麻薬依存症リハビリセンター、アメリカ・ノースカロライナ州のストリート、入居者があふれるスペイン・マドリードのシェルター、ホームレスの人権も存在も認知されないロシア・サンクトペテルブルクなど、世界中の様々な地域から多彩な顔ぶれが集まる。映画が焦点を当てるのは7人のプレーヤーだ。彼らの苦悩や夢と、そのひたむきな姿が映し出される。

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