文久三年春、幕府は歩兵隊の準備に伴って、歩兵組屯所付の医師いわゆる軍医を求めていた。洪庵は良庵を推挙したが、お紺がいる豊屋に姿を隠した良庵は洪庵への返事を遅らせていた。その時、お紺は歩兵組屯所造成の材木調達を一手に引き受けようとしていた。しかし、この取引に多摩屋の二代目成吉が難儀をかけてきた。成吉は、入札の際に"夜鷹のお紺"としての素姓をばらすとお紺をおどす。お紺を助けてあげたい良庵だが…。

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