滞納整理強化月間ということで相談者が税務署でごった返している中、税金滞納者の堂柿(西岡德馬)がすごい剣幕でやって来た。健康食品の輸入会社社長だった堂柿は、4年前に妻に先立たれ、そのころから会社の資金繰りが悪化し、消費税約600万円を滞納していた。本人は現在、年金で暮らしているという。税務署の窓口で堂柿は「何年も汗水垂らして税金を納めてきたのに、税務署は人殺し集団だ!」と、差押予告書を破り捨てて帰って行った。鈴宮はトッカンの鏡(北村有起哉)から「一人でS(エス)してこい」と命じられ、堂柿の会社兼自宅の調査を始める。しかし、1階の会社は休眠状態で賞味期限切れの健康食品が入った段ボールが山積み。2階は倉庫のようだが何も置いていない。3階の自宅にも金目の物はなかった。しかし報告を聞いた鏡は「ぬるい!もっとよく調べろ」と鈴宮を一喝する。鏡は「金は必ずあるはずだ」と言い切る。 調査を続けた鈴宮は堂柿が自宅近くの寺にしばしば通っていることを知る。寺には妻の墓があった。住職によると堂柿は2年前に新しくこの寺に墓を建て、妻の骨を実家の墓から移し、足繁く墓参りに来ているという。妻思いの堂柿に、鈴宮は少し同情に似た気持ちを抱き始める。一方、鏡の指示でクラブ澪の経営者・白川耀子(若村麻由美)に「差し押さえた着物の交換ができません」と電話で告げた鈴宮は、白川から「あなたの正義って何なの?」と質される。そんなある日、鈴宮は空き倉庫のはずの2階から若いカップルが降りてくるのを目撃する。鈴宮は張り込みと聞き込みをし、堂柿の行動を徹底的に洗うことにする。彼らは2階で何をしているのか――? 鈴宮は堂柿の自宅を訪れ問い詰めるが、堂柿はあくまでも否定する。鈴宮もそれ以上、証拠をつかむ事が出来なかった。すると、そこへ鏡が現れ、2人を伴ってある場所へ向かう。鏡は一体、何をしようというのか――?!

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