絆(ともさかりえ)の愛猫・綱吉がいなくなって10日。ゆか(市川実日子)や間々田(高橋克実)の心配をよそに、絆はいつもと変わらぬ様子。ただ、それは他人の前だけで、実はとても落ち込んでいた。仕事も手につかず、綱吉のものを見つめては思いをはせていた。一方、基子(小林聡美)の母・梅子(白石加代子)は無事ガンの摘出手術に成功。初めての入院でできた新しい友達と楽しい療養生活を送っていた。基子も、梅子を気づかいこまめに身の回りの世話をしていたが、病院からの帰り道、TVの街頭インタビューで「20年後の自分を想像して」と言われ、ふとこれからの自分の人生に疑問を感じてしまう。夏子(浅丘ルリ子)に、「20年後も、私は今と変わることなく老いた母の面倒をみ、信金で働いている姿しか想像できない」と語ると、「それは間違っている。自分で責任を取るような生き方をしなければ」と論され、基子は母・梅子の元から本当に自立しようと決意する。綱吉を忘れられない絆の元に、突然響一(金子貴俊)がやってくる。絆のためにわざわざ会社を休んできたという響一は、「綱吉への想いに決着をつけなければ、絆は前に進んでいけない」と、語った。響一の言葉を受けとめられない絆は、大好きなプールへと足を運ぶ――。そして梅子の退院の日、基子は梅子に伝えた。「お母さん、私はずっとお母さんと同じ人生を生きることはできない」梅子は黙って基子の話を聞いていたが――。

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