琳は自分の運命を恨んでいた。そしてその運命に対して流されそうになる自分を自覚していた。毎日が変わらなくて、どんなに退屈でもいい。失うよりはよほどいい……。逃げ出す算段を立て、今まさにヘリに乗り込もうとした時、琳は思い出す。あのライドバック部の楽しかった日々のことを。彼女の言葉を。尾形琳がライドバックに乗って駆けるのは、なんのためか。

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