隠し事をしていたソラに腹を立てた清吉は、未だその怒りを収めきれずにいた。銀次郎は、清吉とソラを仲直りさせようと、花火の試し打ちを名目に、二人で温泉に行くことを勧める。 結局、銀次郎の計らいによって、温泉の湧く山奥へ向かった清吉とソラ。清吉は山の中で花火の試し打ちを始めようと準備するが、その場であぐらをかいて座り込んでしまう。月まで花火を届かせるためには、とてつもなく巨大な打ち上げ筒と、それに見合うだけの莫大な量の火薬が必要となる。だが、爆発が激しすぎれば、打ち上げ筒ごと破裂してしまう。前回の花火の結果から、現状の方法論でいくら試作花火を打ち上げても無駄なことを彼は理解していた。 二人は森の中を歩き出すと、鉄十と名乗る男と出会う。突然、二人の目の前に現われた鉄十は、常人には解読不可能な言語でソラを会話を始める。さらに彼はソラのことを"姫"と呼び、六匹の狸と共に歓迎会を開き始めるのだった。

このエルマークは、レコード会社・映像製作会社が提供するコンテンツを示す登録商標です。 RIAJ50085001