大学3年の太一(林遣都)は、将来の目標も特になく平凡な学生生活を送っていた。ある日、太一は大学の屋上の淵に立っている女子大生を見かける。「まさか!?」とあわてて駆け出した太一は屋上に駆け上がり、高所恐怖症であることも忘れ無我夢中でその女子大生の体を抱きしめた。しかし彼女は「ばっかみたい、あたしが自殺するように見える?」と、ぷっと吹き出した。それが太一と美丘(吉高由里子)の出会いだった。そのころ、美丘の母・佳織(真矢みき)は、東都大学病院の医師・高梨(谷原章介)のもとを訪れていた。実は美丘は、半年前に脳に重大な病気が発覚し、命の危機が迫っていた。いまだにその事実を受け入れられない佳織だが、高梨は医師として「お嬢さんの病気は…ゆっくりと、しかし確実に進行しています」と冷静に告げる。翌日、太一は大学の同級生、麻理(水沢エレナ)の誕生日を二人で祝う約束をしていた。麻理のプレゼントを買いに行った太一は、偶然、美丘に出会う。美丘は年上の男とデート中だったが、太一が悩んでいるのを知ると、男を置き去りにして、一緒に麻理のプレゼントを見立ててあげると言い出す。「彼氏を放っておいていいの?」と言う太一に、「あんなの彼氏じゃない。あたしは誰とも本気でつきあったりしない」と言う美丘。すっかり美丘のペースに振り回されながらも、思いがけず太一は、美丘と楽しい時を過ごす。美丘という存在が気になり始めた太一。一方、美丘もまた、診察に訪れた病院で医師の高梨にこう尋ねていた。「先生…あたし……あとどのくらい生きられますか」――。

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