「もう本気の恋はしない」そう決めていた美丘(吉高由里子)の心は、太一(林遣都)との出会いで静かに動き始めていた。そして、太一もまた気がつくと美丘の姿を目で追っていた――。 ある日、美丘は太一たちのたまり場のカフェに呼び出される。そこで直美(中村静香)から「こないだはありがとう」とお礼を言われて驚く美丘。先日、直美に二股をかけていた彼氏をみんなの前で殴るという騒ぎを起こしていたので、てっきり怒られると思っていたのだ。これをきっかけに、麻理(水沢エレナ)、邦彦(勝地涼)、洋次(夕輝壽太)らともなんとなく打ち解けた美丘は、自然に彼らの仲間となった。そのころ、美丘の母・佳織(真矢みき)と、父・始(寺脇康文)は、医師の高梨(谷原章介)のもとを訪れていた。高梨から告げられた美丘の検査結果は、「一ヶ月前に比べ、脳の萎縮が進行している」というものだった。佳織と始は愕然とする。その夜、美丘たちはバッティングセンターに行った。美丘の見事な打ちっぷりに盛り上がる邦彦たち。楽しそうに笑う美丘を、太一はつい目で追ってしまう。そんな二人を見ていた麻理は、美丘に「わたしね…太一くんが好きなの」と突然告白する。一瞬戸惑う美丘だったが、「麻理さんと太一くんお似合いだよ」と二人を応援することを麻理に約束するのだった。翌日、太一は麻理にコンサートに誘われる。だが、美丘のことが気になっている太一は、コンサート当日、授業をさぼってバッティングセンターで一人バットを振っていた。から回りする心を表すかのようにむなしく空を切るバット。すると、離れたボックスで美丘が気持ちよさそうにボールを打ち返していた。美丘もまた、整理できない心のもやもやを発散させていたのだ。「大事な約束あるのに、こんなところで暇つぶしてていいの?」と太一をからかう美丘。その時、美丘が突然よろめき、太一の目の前で倒れてしまう――

このエルマークは、レコード会社・映像製作会社が提供するコンテンツを示す登録商標です。 RIAJ50085001