美丘(吉高由里子)と太一(林遣都)が一緒にいると決めた日からひと月が過ぎ、二人は美丘の病気を忘れたかのように、いつも笑って過ごしていた。美丘は太一の家に初めて遊びに行き、太一の家族と会う。明るく、元気で、はっきりとものをいう美丘に、太一の父・一郎(金田明夫)と、母・容子(美保純)は、好感を抱く。しかし、邦彦(勝地涼)たち仲間とはバラバラになったままで、洋次(夕輝壽太)は、「俺たちに隠してることがあるのか?」と太一を責めるが、太一は美丘の病気の事を話す事はどうしても出来なかった。そんな太一の様子を見て、麻理(水沢エレナ)だけは何かを感じとっていた。いっぽう美丘の母・佳織(真矢みき)は、美丘の帰りが毎日遅いことを心配していた。主治医の高梨(谷原章介)は「友達やボーイフレンドと楽しい時間を過ごすことも悪いことではない」と言うが、佳織は美丘が隠れて太一と付き合っているのではないかとため息をつく。そんな時、佳織は美丘の部屋で同じ本を三冊見つける。胸騒ぎを覚える佳織。その報告を受けた高梨もまた、いやな予感を持たずにいられなかった。その行動は脳の萎縮が引き起こす記憶障害の可能性があったのだ。ある日、太一を校門に待たせて忘れ物を取りに行った美丘は、不意にめまいを感じる。やり過ごして歩き出そうとしたそのとき、異変は起こった。「…あれ?学校どっちだっけ?…」通いなれた道がわからなくなる美丘。ついに、高梨の恐れていたことが起こり始めたのだ――。

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