ついに美丘(吉高由里子)は入院することになった。太一(林遣都)は、毎日病院に行き美丘に付き添っていた。しかし、美丘の体の自由はどんどん利かなくなっていて、自分で食事をすることも困難になり、記憶障害から、物の名前が思い出せない事もあった。ある日、二人を励まそうと、病院に邦彦(勝地涼)、麻理(水沢エレナ)、洋次(夕輝壽太)、直美(中村静香)が見舞いにやってくる。久しぶりの再会に病室には明るい笑い声が響いた。しかし、邦彦たちを見送り、太一が病室に戻ると、美丘は突然怯えた顔で「……誰?……」と太一に問いかけた。自分のことがわからなくなってしまった美丘の言葉にショックを受け、病室を飛び出してしまう太一。ようやく記憶を取り戻した美丘は、慌てて太一を追いかけようとして、ベッドから転がり落ちてしまう。病室の異様な音に太一がドアを開けると、美丘は錯乱した様子で泣きじゃくっていた。「太一くん、ごめんね。こわいよ、あたし……いつか、太一くんのこと忘れちゃう。そんなのやだよ、生きてる意味ないよ……そうなったら太一くんの手で、あたしの命、終わりにして……!」。震えながら絞りだすような声でそう言う美丘を、太一は必死で抱きしめた――。その夜、高梨(谷原章介)から「記憶は新しいものから消えていくんだ」と説明された美丘は、やっと落ち着きを取り戻し、「学校にもう一度行きたい」と言い出した。高梨は美丘の願いを聞き入れ、美丘は、佳織(真矢みき)と、太一に付き添われて車椅子で大学に行くことになった。屋上にあがった美丘は、心に焼き付けるようにじっと景色を見渡し、佳織に語りかけた。「お母さん……ここで太一くんと出会ったんだよ」――。

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