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THE TUDORS~背徳の王冠~ シーズン3

17歳の妻とヘンリー8世、そしてその側近…
残忍なまでの欲望で彼が歴史に残したものは?

第1話 反乱の狼煙

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第1話 反乱の狼煙

無料 52:11

一五三六年、ヘンリー8世とジェーン・シーモアの結婚式が行われた。クロムウェルとその配下のリッチによる宗教改革も着々と進んでいた。この年、議会でも「小修道院解散法」が通過し、英国教会財産査定委員会の調査官達による小修道院の解体・財産没収は苛烈を極めていた。この解体で得た莫大な財産はすべて王室のものとなった。この功績により、クロムウェルは男爵に叙され、王爾尚書に任じられることになる。
修道院や教会があらゆる生活の中心であり、カトリックの信仰がいまだ根強い北部イングランドでは、国民の不満は頂点に達しており、リンカンシャーで勃発した農民達の反乱はヨークシャーにも飛び火しようとしていた。ヨークシャーの騎士コンスタブルは弁護士のアスクを説いて、その反乱のリーダーに据えようとする。
ヘンリーの元にはメアリーから和解を嘆願する手紙が来ていたが、彼は娘がローマ教会と決別することと、母キャサリンの結婚は違法であったことを認めない限り宮廷に戻す気はなかった。心やさしいジェーンは、チャプイスから頼まれたことでもあり、親子の仲を取り持とうとするが、ヘンリーは聞く耳を持たない。そして廷臣ブライアンを使者を立てて、誤りを認める同意書にサインをするようメアリーに迫る。メアリーはいったんは拒否するが、チャプイスに説得され、渋々サインをした。それを受けて、ようやく国王夫妻はメアリーの館に赴き、親子は対面を果たしたのだった。
夫を処刑されたレディ・ロッチフォード(ジェーン)は王妃に呼び出されて、アーシュラとともに侍女となる。王のお覚えめでたいブライアンは女に手を出すのが早いことでも知られていたが、さっそくこのアーシュラにも手を出していた。
そのころ大陸では、プランタジネット家の血を引くレジナルド・ポールが神父としてイタリアに留学していた。彼はヘンリー8世とは親しかったが、王のローマ教会離反以来、イングランドを離れていた。枢機卿のフォン・ヴァルトブルクは彼に近づき、イングランドでの反宗教改革をはたらきかける。
コンスタブルに反乱の隊長になるよう依頼されていたアスクは、最初は反乱という実力行使に反対だったが、ようやく隊長を引き受ける決心をつける。「恩寵の巡礼」と名付けられたこの反乱には続々と人が集まり、平民だけでなくジェントリー階級まで巻き込んで、次第に勢力を増していた。
反乱の知らせはロンドンにも届き、ヘンリーを烈火のごとく怒らせた。怒りは当然、クロムウェルにも向かった。王はブランドンを司令官に任じ、兵力と武器を約束して急ぎ鎮圧に向かわせる。ブランドンはクロムウェルを追い落とす好機と勇み立つ。このころ、ヘンリーの脚の傷が悪化していた。痛みに苦しむ王は反乱の徹底的な弾圧しか頭になかった。

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2013年02月08日 配信開始

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第2話~第8話

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第2話~第8話

1,512ポイント 1,058ポイント 30%OFF 14日間
  • 第2話 恩寵の巡礼
  • 第3話 国王の報復
  • 第4話 失われた光
  • 第5話 改革の揺り戻し
  • 第6話 妃を求めて
  • 第7話 愛なき婚姻
  • 第8話 哀れなしもべ

各話一覧

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第1話 反乱の狼煙

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第1話 反乱の狼煙

無料 52:11

一五三六年、ヘンリー8世とジェーン・シーモアの結婚式が行われた。クロムウェルとその配下のリッチによる宗教改革も着々と進んでいた。この年、議会でも「小修道院解散法」が通過し、英国教会財産査定委員会の調査官達による小修道院の解体・財産没収は苛烈を極めていた。この解体で得た莫大な財産はすべて王室のものとなった。この功績により、クロムウェルは男爵に叙され、王爾尚書に任じられることになる。
修道院や教会があらゆる生活の中心であり、カトリックの信仰がいまだ根強い北部イングランドでは、国民の不満は頂点に達しており、リンカンシャーで勃発した農民達の反乱はヨークシャーにも飛び火しようとしていた。ヨークシャーの騎士コンスタブルは弁護士のアスクを説いて、その反乱のリーダーに据えようとする。
ヘンリーの元にはメアリーから和解を嘆願する手紙が来ていたが、彼は娘がローマ教会と決別することと、母キャサリンの結婚は違法であったことを認めない限り宮廷に戻す気はなかった。心やさしいジェーンは、チャプイスから頼まれたことでもあり、親子の仲を取り持とうとするが、ヘンリーは聞く耳を持たない。そして廷臣ブライアンを使者を立てて、誤りを認める同意書にサインをするようメアリーに迫る。メアリーはいったんは拒否するが、チャプイスに説得され、渋々サインをした。それを受けて、ようやく国王夫妻はメアリーの館に赴き、親子は対面を果たしたのだった。
夫を処刑されたレディ・ロッチフォード(ジェーン)は王妃に呼び出されて、アーシュラとともに侍女となる。王のお覚えめでたいブライアンは女に手を出すのが早いことでも知られていたが、さっそくこのアーシュラにも手を出していた。
そのころ大陸では、プランタジネット家の血を引くレジナルド・ポールが神父としてイタリアに留学していた。彼はヘンリー8世とは親しかったが、王のローマ教会離反以来、イングランドを離れていた。枢機卿のフォン・ヴァルトブルクは彼に近づき、イングランドでの反宗教改革をはたらきかける。
コンスタブルに反乱の隊長になるよう依頼されていたアスクは、最初は反乱という実力行使に反対だったが、ようやく隊長を引き受ける決心をつける。「恩寵の巡礼」と名付けられたこの反乱には続々と人が集まり、平民だけでなくジェントリー階級まで巻き込んで、次第に勢力を増していた。
反乱の知らせはロンドンにも届き、ヘンリーを烈火のごとく怒らせた。怒りは当然、クロムウェルにも向かった。王はブランドンを司令官に任じ、兵力と武器を約束して急ぎ鎮圧に向かわせる。ブランドンはクロムウェルを追い落とす好機と勇み立つ。このころ、ヘンリーの脚の傷が悪化していた。痛みに苦しむ王は反乱の徹底的な弾圧しか頭になかった。

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第2話 恩寵の巡礼

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第2話 恩寵の巡礼

216ポイント 2日間 48:24

リンカンシャー州で起きた民衆の反乱は王の恩赦を与えることで鎮圧されたが、アスク率いる北部のヨークシャー州における反乱軍の勢いはとどまることを知らず、ヨークの街に到達した。反乱軍がヨーク南西にあるポンテフラクト城へ乗り込むとの情報が入り、城を管轄していたダーシー卿は兵力の不足から反乱軍との交渉を試みる。アスクと直接話したダーシーは、アスクが修道院を守り異端を打倒するために巡礼を敢行していることに感銘を受け、反乱軍を城に招き入れることを決意する。
ヘンリーは脚にできた潰瘍が悪化していた。医者にも治療法が分からず苦痛にあえぐ中、反乱軍がポンテクラフト入りしたことを知り激怒する。討伐に送ったはずのブランドンもまだ鎮圧にかかっておらず、ヘンリーはクロムウェルに、事態が悪化した場合は責任を取ってもらうと脅す。ヘンリーにとってはアーシュラの介抱だけが唯一の安らぎだった。
出征したブランドン一行は、予定していた場所で兵器を補充することができず、攻めあぐねていた。勢いを増した民衆たちとの対戦に不安を抱くブランドンは、反乱軍と交渉しようと考える。ただしそれについてブランドンからヘンリー宛に出された手紙には、反乱軍と何を約束してもそれを守るつもりはないと書かれていた。ブランドンはアスクらと面会して停戦を持ちかけ、リーダー2名をヘンリーの元へ送り直接嘆願書を渡すよう提案する。
枢機卿ヴァルトブルクは神父ポールに恩寵の巡礼の話を切り出した。ポールに法王特使としてフランスとネーデルラントに赴き、民衆を後押しすべく資金や兵力の援助を頼んでくれと依頼する。さらにはヴァルトブルクの勧めでポールが枢機卿に叙されたことを伝えた。ポールは任務を引き受け、謙遜しながらも枢機卿の位を受け入れる。
メアリーのことを気にかけるジェーンは、ヘンリーの潰瘍が多少癒えた祝いの席で、メアリーを宮廷に呼びヘンリーに会わせる。メアリーと既に和解していたヘンリーは再会を喜ぶものの、ブライアンを使ってメアリーの純真さをからかうのだった。
反乱軍からコンスタブルとエレカーがヘンリーの元に参上した。ヘンリーは暴動を起こしたことを責めるも、民衆がおとなしく武器を捨てて故郷に帰れば全員に恩赦を認めると話す。ブランドンも反乱軍の要求が認められることを約束した。しかしクロムウェルがヨークシャーのジェントリーに宛てた手紙の存在を知ったコンスタブルは疑念を持つ。そこには反乱軍に対抗しようとする旨が記されていた。
枢機卿となり特使としてネーデルラントに渡ったポールは皇帝の代理人たちと会う。民衆の反乱を支援するよう説得する中でポールは、たとえヘンリーが失脚しようともその後釜には正当な権利を持つ後継者がいると話す。第一には娘のメアリーであり、もしそれが叶わなくともプランタジネット王家の末裔である自分がいると。
コンスタブルの不安をよそにアスクはブランドンと会談し、反乱軍の要望を認めさせる。特別な議会が召集されて数々の問題を議論することになり、反乱を起こした民衆には全員恩赦が与えられた。かくしてアスクは反乱軍を解散させた。
その後、アスクの家に王からの手紙が届いた。和解が成立した今、先の反乱についてヘンリーが直接会ってアスクの話を聞きたいという。リーダー達に相談すると、コンスタブル以外はみなアスクが宮廷へ行くことについて賛同した。王宮ではヘンリーが思案顔で待ち構えているとも知らずに…。

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第3話 国王の報復

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第3話 国王の報復

216ポイント 2日間 50:15

宮廷ではクリスマスが祝われ、国王夫妻とメアリーは祝賀に訪れた人々を謁見していた。その中には、ジェーンとメアリーの計らいでエリザベスも招かれていた。一度はエリザベスを実の子ではないと否定したヘンリーだったが、会えば喜び、我が子として受け入れたのだった。
クリスマス(12月24日~1月6日)に招かれていたアスクはヘンリーと会見する。ヘンリーは反乱軍に恩赦を与え、ヨークで議会を開くことをアスクに約束する。しかしヘンリーは約束を守る気など全くなく、アスクを招待したのも反乱軍を欺くためでしかなかった。そしてその騙しを徹底させるためか、年が明け、主顕祭(1月6日)のために教会に出かける国王夫妻を門前で待ち受けている人々の前でも、国璽を押して恩赦を保証した書面をブランドンに預け北部に届けさせるつもりだということをわざわざ宣言する。
そうした王の甘言と態度に丸め込まれ、すっかり王を信じてしまったアスクは、ポンティフラクト城に戻って、みんなに故郷に戻るように勧める。しかしコンスタブル以下の人々は王を全く信じていないので、説得には応じず、再度人を集めて蜂起し、カーライルに向かう。
宮廷生活にも変化はあった。ジェーンはヘンリーの子を身ごもった。レディ・ロッチフォードから、王がアーシュラを愛人にしていることを知らされるが、幸せなジェーンはそれを受け流す。また、アーシュラを王に取られたブライアンも新しい愛人を手に入れていた。エドワード・シーモアの妻、アンである。
「恩寵の巡礼」の反乱は、平民だけでなくナイトやジェントリー階級も加わった大がかりな反乱だった。ジェントリー達は反乱のリーダー格にもなっている。そこでヘンリーは、ブランドンに北部に行き、反乱のリーダーやジェントリー達を脅して反乱軍から離反させ、さらに王の軍に協力するという誓約書に署名させろと命じる。名誉にかけて王の約束の遂行を請け合っていたブランドンは戸惑うが、謀反人は罰されるべきだとヘンリーに一喝され、従うしかなかった。
反乱軍はカーライル攻略の前日、ブランドンの軍に襲われ、壊滅する。そして王が要求する誓いに応じないリーダー達七十四人が処刑された。コンスタブルも捕まり、ロンドンに送られ、拷問の後、残酷な処刑を受ける。
反乱は鎮圧されたが、ヘンリーの怒りはそれで収まらなかった。2度目の蜂起には加わらなかったアスク、ダーシー、エレカーの3人もヘンリーは許す気はなく、本人達には逮捕とは知らせずにロンドンに来させ、ロンドン塔に送り込む。彼らはクロムウェルの尋問を受け、ダーシーは斬首される。
しかしヘンリーには七十四人の処刑でも手ぬるかった。もう一度北部に行って報復を徹底させろと、クロムウェルを通じてブランドンに命じる。王の意を受けたクロムウェルは、陛下はあなたを本当は法王派なのでないかと疑っているとブランドンを脅し、更なる処刑を要求した。
クロムウェルの尋問の報告を受けたヘンリーはロンドン塔のアスクに会いに来る。修道院解体を正当化する自説を押しつけるためだ。アスクは再度忠誠を誓う。その忠誠心を疑ってはいないヘンリーはため息をつくのだった。

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第4話 失われた光

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第4話 失われた光

216ポイント 2日間 50:03

ヘンリーの親戚であるレジナルド・ポールがヘンリーを批判する小冊子を書き、また彼が民衆の反乱を再燃させようとフランス王に謁見したことがヘンリーの耳に入った。当然のことながら、ヘンリーは反逆者ポールをひっ捕らえるよう廷臣のブライアンに命じる。
ロンドン塔に囚われていた反乱の主導者アスクにはついに死刑という判決が言い渡される。彼は故郷のヨークにて絞首刑に処されることになった。一方リーダーの一員であったラルフ・エレカーは王に忠誠を誓う宣誓書に署名し、一命を取りとめた。
反乱を起こした民衆を大虐殺するようクロムウェルから迫られていたブランドンは、後ろめたさを感じながらも王の任務を果たすべく北部へ向かう。そして心の奥にある罪悪感をひた隠しにして、女子供も含む無実の農民たちを一斉に絞首刑に処した。そのあと、ブランドンは一人神に許しを乞うのだった。
アスクの処刑当日、対面したアスクの家族は悔しさをこらえ切れない。アスク本人は家族の命を守るため、潔く王とクロムウェルに許しを乞いながらヨーク城の処刑台へと向かい、首を吊った。鎖に巻かれたその体は、民衆の目にさらされるようしばらく吊るされたままとなった。
ブライアンはエドワードの妻アンとの情事をしばし楽しんだあと、フランスへ発つ。フランス王の代理人と会い、ポールの身柄を引き渡すよう求めるが、ポールはすでにイタリアのカゼルタに追放されたと聞かされる。
王宮では皇帝使節チャプイスがメアリーに縁談話を持ってきていた。皇帝妃イザベルの弟で、見た目も性格も申し分ないという。純情なメアリーはまだ見ぬ未来の旦那様の話に淡い期待を抱くのだった。
ジェーンはお腹がふくらみ臨月を迎えた。ヘンリーは息子が産まれることを信じ、盛大な祝宴の準備も進める。そしていよいよ出産が始まったが、ジェーンは難産に苦しむ。進展のないまま時間だけが過ぎていき、ついに母子ともに危険な状態となった。ジェーンを助けるために子を諦めるか、赤ん坊を取り出してジェーンを死なせるか、ヘンリーは選択を迫られる。答えが出ないまま悩んでいたその時、産声が上がった。生まれたのは男の子だった。
ついに待望の息子を得たヘンリーの喜びははかりしれない。盛大なる祝宴、洗礼式が行われた。しかしその後まもなく、ジェーンの容態が悪化した。産褥熱にかかったのだ。ヘンリーの必死の祈りもむなしく、ジェーンはまもなく息を引き取った。

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第5話 改革の揺り戻し

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第5話 改革の揺り戻し

216ポイント 2日間 52:42

ジェーンを失った悲しみで、ヘンリーは政務も捨てて部屋に閉じこもり、道化の老人以外、誰も寄せ付けない生活をしていた。だが一方では大事な世継ぎのエドワード王子のためには、その身の回りを過剰なほど気を配らせており、その采配を振るうのが伯父のエドワードと養育係のレディ・ブライアンだった。
その息子フランシス・ブライアンとジェーンの次兄であるトム・シーモアは、ヘンリーの命令でポールを追ってイタリアのカゼルタまで来ていた。そしてやっと隠れ家を突き止めたが、間一髪のところで逃げられてしまう。
引きこもり中のヘンリーは、美しさで讃えられるフランス王の持ち城シャンポール宮殿に対抗すべく、ノンサッチ(比類なく素晴らしい)と名付けた宮殿を建てようと計画していた。クロムウェルはその宮殿建設の準備を命じられる。しかしそれでなくともほかの多くの持ち城の修復や増築を控え、いくら修道院解体によって国庫が潤っていたとしても、その建築に予想される莫大な費用を思い、リッチと共に頭を抱えてしまう。
ロンドンでは町を歩いていたクロムウェルの友人が殺されるという事件があった。犯人はわからなかったが、クロムウェルは自分に反感を持つ者の仕業だろうと推測する。さらに王宮内でも、シーモアの家臣がやはり何者かに殺されるということが起こった。王が不在の宮廷では、廷臣達の間で日頃の反目や敵意が顕在化し、喧嘩や暴力沙汰が絶えなくなり、ついには止めに入った守衛官まで命を落としてしまう。
この混乱を収拾するために、クロムウェルは枢密院を召集した。しかしヘンリーの後ろ盾のないクロムウェルなど誰も相手にせず、ブランドンはあからさまに彼が貴族出身でないことを言い立て、おまえには従わないと席を立ってしまう。ほかの議員達も出ていき、あとには腹心のリッチしか残らなかった。
ヘンリーは新宮殿の建設だけでなく、信仰箇条の改変も考えていた。その数年前にルター派寄りの信仰十箇条が法令として出されていたが、それをまた改変しようというのである。道化の言葉でやっと憂愁の暗闇から這い出てきた彼は、ガーディナー司教を召し出すようクロムウェルに命じる。このとき、やっと出てきたヘンリーにクロムウェルはものはついでと再婚を勧める。ヘンリーは気乗りしないが立場上やむを得ないと考え、花嫁探しを許可する。
あやうく追っ手を逃れてローマにいたポールのもとには、兄モンタギュー卿から手紙が届いていた。弟の謀反が母や一家の破滅につながることを心配する内容だった。実際、ポールを捕らえ損なったヘンリーは、本人に直接手を下せないのなら…と考えているのだ。故国の家族の身を案じて迷うポールはそれをヴァルトブルクに見せるが、それを読んだ枢機卿はこれは悪魔の使いのクロムウェルが書かせたものだと言って、手紙を焼いてしまう。
ヘンリーに召し出され信仰箇条の再検討を命じられていたガーディナーは、なかなか答申を出せずにいた。検討会議では保守派のガーディナーに対し、改革派のクランマーもいるため、意見をまとめることができなかったためだ。業を煮やしたヘンリーは自分で草案を作成、クランマー抜きでまとめることをガーディナーに命じる。
ヘンリーは自分の都合で、その時々でやることにブレはあったが、本質的にはカトリックだった。そのため、出来上がった信仰六箇条は見事に改革以前の宗教観に回帰したものとなり、クロムウェルはあまりのことに呆然とするのだった。

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第6話 妃を求めて

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第6話 妃を求めて

216ポイント 2日間 54:57

謀反人レジナルド・ポールが逃亡中のため、ヘンリーはレジナルドの家族を捕らえることにした。年老いた母親のレディ・ソールズベリー、兄のモンタギュー卿、まだ幼いモンタギューの息子がロンドン塔に監禁される。
一方でヘンリーは新しい妃を娶るべく花嫁探しにいそしむ。個人的趣味ではフランス人女性を娶りたいと望んでいるものの、なかなか条件が合わずに候補者選びは難航した。神聖ローマ皇帝つながりのミラノ公爵夫人に目をつけたヘンリーは、使節を送って様子を伺わせる。肖像画を見たヘンリーはその美しさに惹かれるが、当の夫人はヘンリーの悪い噂を聞いており結婚に乗り気でなかった。さらに、最初の王妃キャサリンの大姪という姻戚問題が障害となっていた。
そんな折、ヘンリーの脚の潰瘍が悪化した。苦痛にあえぎ意識も薄くなったヘンリーは、1週間以上も床に伏せたまま虫の息となる。宮廷では容態が知らされず混乱が高まっていく。医者にも手が出せず、ヘンリーが瀕死の状態になったところ、とうとうブランドンが意を決して外科手術の指示を出し、どうにか一命を取り留めた。
回復後、再び花嫁探しを始めたヘンリーに、クロムウェルはクレーヴズ公爵の姉妹を勧める。プロテスタント同盟とのつながりを持てることがその理由だった。クロムウェルはイングランドをプロテスタントに改革しようと水面下で動いていたが、大学時代の同志が異端として捕らわれ、火あぶりにされたことで動揺する。しかし表面上はヘンリーに忠誠を誓ったため、クレーヴズ公の姉妹に興味を持たせることに成功した。
クレーヴズ公のもとへ発ったイングランド使節たちは姉妹への面会を希望するが、公爵はすぐには姉妹に会わせようとしなかった。ようやく謁見を許されたと思ったら、姉妹は顔を隠しておりどんな顔なのか分からない。使節は困り果てるが公爵に逆切れされてしまい結局引き下がるしかなかった。
監禁されていたポール一家は罪もないのに結局処刑されてしまった。知らせを受けたレジナルドはローマで嘆き悲しむ。ヴァルトブルク枢機卿からは、イングランド王がローマ法王から破門されること、皇帝とフランス王がイングランドに攻め入る気持ちがあることを聞くが、レジナルドは強攻策に乗り気ではなかった。そしてその頃イングランドでは、ヘンリーがレジナルドに恨みを募らせているのだった。

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第7話 愛なき婚姻

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第7話 愛なき婚姻

216ポイント 2日間 52:57

ヘンリーの再婚相手にクレーヴズ公の妹アンを望むクロムウェルは、アンの肖像画を描かせるべく画家ホルバインを先方に送る。ホルバインは、アンがどんなに不細工でも見目良く仕上げるようにとクロムウェルから命じられ、実際仕上がったアンの肖像画は人好きのする顔をしていた。ヘンリーとしては皇帝の親類であるミラノ公夫人との縁談を望んでいたのだが、フランスと神聖ローマ帝国が協定を結び、ローマ法王の強い要請によりイングランドに侵攻しかねない状況となったため、あきらめざるを得なかった。クロムウェルいわく、ドイツのクレーヴズとの縁組が決まれば、軍事的・経済的な支援が期待できるとのことだったため、クレーヴズとの縁談を進める。しかしイングランドからクレーヴズへ使節を送ると、ヘンリーの性急で強引なやり方が気に食わなかったクレーヴズ公はすでにアンの婚約者を別に決めてしまっていた。
諸外国からの侵攻に備えイングランドが防衛の準備をしていると、帝国の船団が海峡に現れる。慌てるヘンリーたちだったが、よくよく聞いてみると船団はスペインへ向かう途中であり、イングランドに危害を加えるものではなかった。皇帝大使のチャプイスからは、フランスとの協定は破談になったことが知らされる。そこでヘンリーの花嫁候補にミラノ公夫人が再浮上するかと思われたが、フランスや帝国に振り回されることに辟易したヘンリーは、クレーヴズに破格の条件を出してアンとの縁談を強引に進めた。
トマス・シーモアとブライアンは、ポール枢機卿の手紙を傍受しカルパントラへと向かう。ポールが潜んでいるとされる売春宿へ乗り込むが、そこにいたのは別人の枢機卿だったため、ポールを捕らえることはできなかった。
ブランドンは仲たがいしていたエドワードと和解する。クロムウェルに反感を抱くブランドンはエドワードと結託してクロムウェルをつぶそうと画策するのだった。
ついにイングランドにクレーヴズのアンがやってきた。顔を見るのが待ちきれないヘンリーは、アンが滞在する城へ馬を走らせ直接会いに行く。期待に胸を膨らませたヘンリーがそこで見たのは、平凡な婦人だった。肖像画とかけ離れた実物のアンを見て、ヘンリーは一気に興味を失う。縁談を断ろうとするが、再び皇帝とフランス王が協定を結びなおしてしまったため、結婚してドイツの後ろ盾を得るのがイングランドに残された唯一の道だった。不服ながらも王国のためにヘンリーはアンと結婚する。しかし初夜を迎えてもヘンリーはアンを抱く気が起こらず、床入りは果たせなかった。アンはヘンリーに気に入られようと努力はするものの、ヘンリーがアンに性欲を抱くことはなかった。

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第8話 哀れなしもべ

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第8話 哀れなしもべ

216ポイント 2日間 53:06

クレーヴズのアンと結婚したものの、彼女が気に入らなかったヘンリーは、重臣達を集め、結婚を解消するための根拠を捜すよう命じた。アンが以前、ほかの男と婚約していたことが心の重荷となり本当の夫婦になれずにいるから、というのが理由であった。アンと結婚したのは、仏王=カール皇帝同盟に対抗するためだったが、この二人が今はまたも反目しあっているため、政略結婚の意味がなくなったという理由もある。
一方、結婚話がいっこうに進まないメアリーに、アン王妃はいとこであるバイエルン公国のフィリップ公が求婚に来ると朗報をもたらす。謹厳なカトリック教徒のメアリーは、ルター派の男では、とためらっていたが、実際にフィリップに会ってみて心が動き、彼の甘い言葉とキスを受け、幸せに酔いしれるのだった。 アンの件で気分の冴えないヘンリーのために、ブライアンが「気晴らし」をみつけてきた。先代ノーフォーク公の未亡人が引き取っている、遠縁の娘キャサリン・ハワードである。この気晴らし作戦は功を奏し、ヘンリーは今まで知っている貴族の女達とは全く違う奔放なキャサリンに引かれ、土地や屋敷を与えて愛人にする。
これまで反目し合っていたブランドン、シーモア兄弟、ブライアンは反クロムウェルで手を握り、クロムウェルを失脚させるための策を練って着々と実行に移していた。
アンとの結婚問題でヘンリーの不興を買ったクロムウェルは、こうした反クロムウェル派の不穏な動きや、キャサリンに傾くヘンリーを見て、失脚と破滅の予感に怯えていた。しかし、ヘンリーはそれでも彼を信頼していると告げてクロムウェルを安心させる。
だがその直後、ヘンリーはブランドンからフランス大使の言葉として、フランスとの友好のためにはクロムウェルが障害になっているという意見を吹き込まれる。
結婚の解消の件に関しては、すでに反クロムウェル派が打開の道を見つけていた。アンがロレーヌ公の息子と結んだ婚約の契約書には不備があり、その契約は完全には解消されていない、従ってヘンリーとの結婚は無効というものだった。
クロムウェルは突然逮捕され、ロンドン塔に放り込まれる。そして裁判を経ることさえなく、反クロムウェル派の先鋒の一人、ガーディナー司教による議会での一方的な糾弾によって反逆罪の裁定を受け、私権を剥奪される。ルター派の宣教師達を擁護したことなどが反逆罪の根拠であった。ヘンリーも、反クロムウェル派の書いた筋書き通り、彼を切らざるを得なかった。
こうした動きの中、アン王妃は宮廷にますます居場所がなくなり、バイエルン公も追い返されて、メアリーの短い恋も終わった。
獄中のクロムウェルは、アンとの結婚無効をより確実なものにするための傍証として、ヘンリーがアンについてどう言っていたか、また初夜は完了していたか否か、書面に記して提出しろと命じられる。クロムウェルは言われたとおり、ヘンリーがアンを嫌っていたこと、真の床入りはなかったことを書き記す。
そして処刑の前日、エドワードとブライアンはクロムウェルを苦しめようという悪意から、首切り役人を酔いつぶれさせる。そのため、クロムウェルの最期はふらつく首切り役人の斧で何度も斬られるという凄惨なものだった。
同じ日、アンはヘンリーとの結婚の無効を告げられ、遠くサリー州の平原では、ヘンリーとキャサリンが仲良く並んで出来上がったノンサッチ宮殿を眺めていた。

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キャスト

製作年 2009年 製作国   アメリカ

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