ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2

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ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン2

復讐とは、<狩る>か<狩られる>かだ。第65回エミー賞 監督賞他3部門受賞、第71回ゴールデン・グローブ賞 女優賞。

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本編

第14章

第14章

  • 51分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

フランシスは副大統領就任が決まり、次の作戦に乗りだす。それは次期院内幹事の選出だった。彼は議会を離れても影響力を行使するため、当選三期の若手で元軍人のジャッキー・シャープ副幹事と密約を結ぶ。 本来であれば、院内幹事には古参のウェッブかバックウォルターが選ばれるはずだった。しかしフランシスは「二人のどちらも相応しい。議員たちに選ばせよう」と提案する。ウェッブ推しのバーチは一瞬難色を示すが、ウォマックの説得で了承する。こうして事態はフランシスの思惑通りに進む。 一方、フランシスは副大統領就任に向けてスタンパーと身辺整理に乗りだす。スタンパーはレイチェルを他所に移し、ゾーイたちの追求をかわす。だが彼はまだルーカスの存在に気づいていない。 またフランシスはゾーイの様子を伺ったあと、彼女の携帯電話の履歴を全て消去させ、地下鉄の線路に突き落として殺害する。彼女の死を知ったジャニーンは怖じ気づき、ルーカスの制止を振り切って街を出る。またルッソの恋人だったクリスティーナは、バスケスのオフィスで働くことになる。 その頃、クレアはセカンド・レディ(副大統領夫人)となるべくジリアンとの問題を片付ける。彼女の取った方法は次の通りだ。 1)「裁判を起こす」というジリアンの意向に同意し連絡を絶つ。 2)その後、ジリアンの不倫相手の妻に妊娠を伝えて騒ぎを起こさせる。 3)ジリアンの健康保険を適用外とし、必要な薬を絶つ。 4)これらの行為により、ジリアンがクレアを訪ねてくるよう仕向ける。 こうしてクレアの作戦通り、ジリアンはクリーンウォーターに現れる。するとクレアは「自分は引退して組織を明け渡す」と伝える。これを聞いたジリアンは赤ん坊のためと、理想を叶えるために提案を受け入れる。
第15章

第15章

  • 50分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

フランシス・アンダーウッドは副大統領に就任する。そのころ政府では中国との合同委員会を巡り、さまざまな駆け引きが始まる。 まずレイモンド・タスクは中国とのビジネスを優先させるため、無難な路線での話し合いを提案する。するとキャサリン・デュラント国務長官は、サイバー攻撃対策を協議内容に含めるべきだと提案する。両者の意見を聞いたウォーカー大統領は、慎重かつ冷静な対処を条件にデュラントを支持する。 このあと状況を見守っていたフランシスは、早速行動を開始する。彼はデュラントをけしかけて合同委員会で中国と対立させ、中国を退席させる。これに慌てたタスクはフランシスを使い、大統領に中国へ謝罪するよう提案する。このときフランシスはタスクに同意するが、タスクとの電話が切れると態度を変える。彼は「デュラントの意見も一理ある。中国相手に強行姿勢を貫けば国民に尊敬される。また重要なのは大統領として自らの意志で選択することだ」と伝える。これを聞いたウォーカーは、記者会見でデュラント支持を表明し、中国を批判する。こうしてフランシスのタスク外しは着々と進む。 同じ頃、民主党では院内幹事選を巡り、候補者のバックウォルターとウェッブが激しく対立する。そんな中、ジャッキー・シャープはフランシスから受け取った情報を元に揺さぶりをかける。さらに彼女は重鎮のテッド・ハブマイヤー議員の支援を受け、支持を広げる。 彼女の動きに気づいたバックウォルターとウェッブはタッグを組み、後ろ盾のないバックウォルターが幹事選から降りる。するとジャッキーはバックウォルターに「自分に付けば歳入委員長の座を渡す」と持ちかける。これを聞いたバックウォルターは「宿敵テッドの政治生命を絶つなら取引に応じる」と答える こうしてジャッキーは悩んだ末、取引をする。彼女はテッドに障害者の隠し子がいることをマスコミに流したのだった。 一方クレアはセカンド・レディとしての仕事をスタートさせる。間もなく彼女は、海兵隊大将への星章授与式で、同窓生のマクギニスと再会する。彼は大学時代、クレアをレイプした男だった。取り乱す彼女を見たフランシスは犯人に勲章を授与すると気づき、怒りを抑えきれない。するとクレアは「その怒りを利用しろ」と静かになだめる。だが彼女の心は怒りに燃えている。 またルーカスは独りでゾーイやルッソの死を調べているが、誰にも相手にされず行き詰まる。そんな時、彼は不法なデータを扱うディープウェブ・フォーラムの存在を知る。こうして彼はフォーラムにアクセスし「副大統領の通話記録が欲しい」と書き込む。
第16章

第16章

  • 52分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

ウォーカー大統領の一般教書演説を前に、共和党と民主党は歳出一括法案を巡り対立する。フランシスは上層部シアパとエリクソンを説得し、共和党の院内総務メンドーサとの合意を取り付ける。だがここで、共和党でティーパーティーのカーティス・ハース議員が強硬に反対する。 一悶着の末、フランシスとメンドーサは「一般の給付年齢を68歳。早期退職を64歳。この法律の見直し請求には15年」との条件でハースの合意を取り付ける。こうして修正案は上院を通過すると思われた。 ところが審議の直前、ハースが合意を破棄する。これによりティーパーティーの一派が反対に回り、フランシスは追い込まれる。だが彼は諦めない。シアパやエリクソンと共に様々な方法で共和党を切り崩し、議会で欠席中の議員に対する逮捕状を請求させる。 この状況を見たメンドーサが折れ、暴走するハースに歯止めを掛ける。この結果、民主党の6人が動議に従い逮捕されて連行され、議会は定足数に達する。フランシスはすかさず採決に入り、本法案と修正案を同時に通過させる。 この後、事態を見ていたレイモンド・タスクはフランシスを「奇跡を起こす男だ」と褒める。だがフランシスは意に介さない。邪魔立てばかりするタスクを外そうと決意を新たにするのだった。 その頃クレアは、広報担当として実績の高いコナーを採用する。またルーカスは一連の真相を突き止めるべく動くが、クリスティーナやジャニーンからは協力を拒まれる。そんな中、彼はディープウェブ・フォーラムで天才ハッカー「ヒーローニマス」ことギャヴィンとの接触に成功する。だがその動きは全てスタンパーに掴まれている。
第17章

第17章

  • 49分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

包括法案の下院での採決が迫る。そんな中、フランシスとジャッキーは票集めに奔走する。このときレミー・ダントンが協力を申し出る。上院での法案可決を見たレイモンド・タスクが、味方に付くことをダントン経由で示したのだ。 ジャッキーとダントンが確実に賛成票を増やすなか、フランシスはドナルド・ブライスの説得に当たる。彼は教育法案の駆け引きで犠牲となり、フランシスと距離を置いていた。そして現在は、包括法案に反対する議員28人をまとめている。フランシスは、彼の妻マージョリーがアルツハイマー病と闘っており、病気の研究費の増額を望んでいる点に注目する。 そんなさなかジャッキー宛ての郵便物から白い粉末が見つかり、炭疽菌騒動が起きる。この結果、院内幹事室にいたフランシスとブライスは隔離される。また採決は延期され、議事堂には避難命令が下る。 フランシスはこれを好機と捉え、アルツハイマー病の研究費や法案に興味を示す。だがブライスは彼の作戦に怒りをあらわにする。結局、フランシスの説得は失敗に終わり、議事堂の封鎖は解除される。 この状況を知ったジャッキーは最後の賭けに出る。彼女はありったけの書類を積み上げてブライスを訪ねる。そうして「政府が機能停止に陥れば大勢が被害を受ける。可決に必要な人数分の協力者を揃え、可決後は自分に協力して欲しい。自分はフランクとは違う」と告げる。この言葉を聞いたブライスは、ようやく協力に応じる。 一方、クレアは自宅で生中継の独占インタビューを受ける。このときインタビュアーのアシュリーは、子供の問題について鋭く切り込む。これに対しクレアは撃の告白をする。彼女は中絶を認め、その理由がマクギニス大将にレイプされたからだと発言したのだ。 間もなく番組宛てに一本の電話が入る。相手は同じく被害に遭ったというヘネシー二等兵だった。彼女はクレアの説得に応じ、電話インタビューを受ける。その様子は生中継され、クレアは勇気ある女性としてヘネシーやアシュリーから賛辞を受ける。 実はクレアの中絶は、マクギニスとは無関係だった。彼にレイプされたのは事実だ。しかし中絶した3回のうち2回は十代だったからであり、3回目は選挙の遊説を優先してのことだった。 その頃ルーカスは、ギャヴィンから指示を受ける。それは大型のデータセンターにハッキング用の装置を取り付けるというものだった。だがこれはルーカスを社会的に葬るための下準備だった。ルーカスはまだ何も気づかない。
第18章

第18章

  • 50分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

フランシスは南北戦争の観光センター建設の式典とオーバーランド方面作戦の再現劇を見学するという名目で南部を訪れる。このとき彼は、米中サミットの交渉役ザンダー・フォンと密かに協議を行う。表向きの協議は、キャサリン・デュラントがワシントンで担当している。 ザンダー・フォンは文化大革命の同志を祖父に持ち、中国共産党と深い繋がりがある。またレイモンド・タスクとはレアアースの精製所で業務提携をしている。今回彼は、タスクの推薦で非公式ルートでの交渉役になったのだった。初顔合わせの時フランシスは、フォンが変動相場制の導入を望んでいることを知る。フォンは「WTOへの提訴は取り下げるな。取り下げれば大型の橋建設プロジェクトを取りやめる」と発言する。 だがフランシスはデュラントへ「WTOへの提訴を取り下げるろ」と伝える。これを知ったフォンは、タスク経由で抗議する。抗議を知ったフランシスがタスクを挑発したことから二人は口論となる。 この様子を見たウォーカーは、二人がフォンと接触しないよう命じる。しかしフランシスは、再現劇の舞台となっている森でフォンと密かに会い「合衆国大統領と自分はタスクの操り人形ではない」と告げる。これを聞いたフォンは怒りをあらわにし「橋建設計画は二度と復活させない」と去って行く。 このあとフランシスはウォーカーやタスクと電話会談を行い、再びタスクを挑発する。批判合戦に業を煮やしたウォーカーは「失望した」と言って電話を切ってしまう。今回、フランシスはウォーカーを怒らせ、タスク外しに向けて一歩進める予定だった。大統領の怒りは自身にも向けられたが、タスクは確実にダメージを受けたのだった。 その頃クレアは軍の性暴力対策の改革について、ファーストレディーや女性議員と働きかけを行っている。そんな時、彼女にセス・グレイソンという男性が接触する。彼はクレアの中絶を担当した医師の日記を持参し、採用して欲しいと迫る。彼女はフランシスと話し合い採用を決めるが、セスへの不信感はぬぐえない。 一方ルーカスは、ギャヴィンの開発したチップを持ってデータセンターを見学する。そうしてチップを設置した直後、待ち構えていたFBIに逮捕される。
第19章

第19章

  • 53分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

スポットシルベニアでの米中協議決裂後、中国はレアーアースのひとつ「サマリウム」の価格をつり上げる。またタスクは電気料金を値上げし、中国への強硬策を取り下げるよう政権に圧力をかける。 そんな中、フランシスは閣議で「強硬策を貫け。第三国経由でサマリウムを購入して中国を取引から締め出し、防衛上の目的を理由に別ルートでサマリウムを購入する。それを格安で同盟国に売ればいい」と提案する。 ウォーカーは提案を受け入れ、電力各社にはサマリウムの売買に際して、国から費用を補填することになる。 この動きを知ったタスクは、フランシスにレミーを差し向ける。だがフランシスは一歩も譲らない。さらに彼は「エネルギー法案に独占禁止協定を盛り込む修正案を提出し、レイモンドたちの反応を見よう」とウォーカーに持ちかける。ウォーカーの了承を得たフランシスはジャッキーを交渉役に選び、レミーと接触させる。このときレミーとジャッキーは一夜を共にする。 さらにフランシスはタスク外しの手を打つ。それは連邦エネルギー規制委員会を巻き込む、というものだった。だが事態の悪化とタスクの抵抗を恐れたウォーカーは反対し、彼と話し合うと言い始める。これに対しフランシスはタスクを呼び出し、連邦エネルギー規制委員会の調査が入る可能性を伝える。 これに驚いたタスクは態度を硬化させる。そうして、フランシスが始球式をするはずだった夜、意図的に停電を起こす。これでタスクはウォーカー政権への影響力を取り戻そうとするが、フランシスはこの一件を利用し「指導者としてレイモンド・タスクに屈するな」とウォーカーを煽る。 その後、フランシスはフレディの店でタスクと会い協力関係を解消すると通告する。そうして補填の受け入れを強引に了承させる。 そのころルーカスは、ハンマーシュミットやジャニーンの協力を仰ぎフランシスの記事を書かせようとするが、フランシス側の圧力で潰されてしまう。結局、彼は司法取引を受け入れる。またスタンパーはレイチェルへの監視を強める。
第20章

第20章

  • 49分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

共和党が多額の資金を使い、民主党へのネガティブキャンペーンを開始する。これに対しウォーカーは、資金源の特定を急ぎ、対抗策を出すよう執行部に指示する。 民主党への風当たりが強まる中、ウォーカーは副大統領であるフランシスの無策を責める。だがフランシスは機転を利かせ、サンドバッグをプレゼント。この出来事をきっかけにウォーカーからの信頼を勝ち取る。 間もなく情報屋のドイルが、資金の流れを突き止める。それは先住民でカジノ経営者ダニエル・ラナギンが民主党への献金を取りやめ、その分の資金を共和党に流しているというものだった。 ラナギンのカジノはレイモンド・タスクの地元ミズーリ州にあることから、フランシスは現地にスタンパーを派遣する。 現地に入ったスタンパーは、中国人の団体客がラナギンのカジノで何度も大金を使っていることを突き止める。これはザンダー・フォンがカジノに資金を渡していることを示唆していた。 フランシスはタスクに調査の結果を突きつけるが、タスクは「四半期の収支報告書が出るのは中間選挙の2週間前だ」と意に返さない。この時フランシスは重大な事実に気づく。フランシスが院内幹事だった時代、ラナギンは民主党に政治献金を行っていた。それは全てタスクの指示だった。つまりラナギンは、タスクの隠れ蓑だったのだ。 からくりに気づいたフランシスは、ラナギンの突き崩しに掛かる。自宅に彼を呼び、ホワイトハウスへの影響力を約束する。だがラナギンの反応は冷ややかだった。彼は「カネと違い、白人は信頼できない」と言って立ち去る。 こうして会談は決裂。フランシスが八方塞がりだと思った時、スタンパーが中国から帰国する。彼はザンダー・フォンからの提案を告げる。それは「橋建設を復活させれば協力する」というものだった。 その頃、トリシアは孤立を深めている。夫が大統領に就任して以来、生活の激変に戸惑っているのだった。そんな中、彼女は仲睦まじいアンダーウッド夫妻の様子を目の当たりにし動揺を隠せない。 またフレディは新聞の取材を受け、彼の店にはフランチャイズ化の話が持ち上がる。ジャッキーとダントンは再び夜を共にし、ダントンは真剣な交際を望むと告げる。セスはコナーの追い出しに成功し、フランシと面会。ダントンに雇われたことを告白する。さらに記者のアイラはレイモンド・タスクとザンダー・フォンの繋がりを突き止める。
第21章

第21章

  • 48分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

レイモンド・タスクはレミー・ダントンを使い、アンダーウッド家の弱みを捜させる。 その頃フランシスは、共和党に流れているザンダー・フォンの資金を取り戻すべく、橋建設計画の復活に動き始める。 フランシスが注目したのは、ラナギンと対立するウガヤ族だった。ホワイトホール族長率いるウガヤ族は以前、ラナギンの部族員として認定を受け、政府からの補償を受け取っていた。しかしラナギンとの対立をきっかけに認定を取り消されていたのだった。これを知ったフランシスはウガヤ族としての独立した先住民認定を行い、カジノ建設を実施すると確約する。カジノ建設が実現すればラナギンは利権を奪われる。これを理由にラナギンを従わせるというのがフランシスの作戦だった。 これを知ったラナギンは、ホワイトホール族長に部族への再編入を認めフランシスの計画を潰す。 そこでフランシスはウォーカー大統領に橋建設を了承させる。このさなか、フランシスとの権力闘争に負けたバスケスは辞表を提出しホワイトハウスを去る。 間もなく橋建設計画の復活を受けてザンダー・フォンが動く。彼はスタンパーとの約束に従い、共和党への献金をやめ、タスクとのレアアース精製所の計画を中止する。事態を知ったタスクは激怒し、クレアの寝姿を撮った写真を新聞各社にリークする。それはアダム・ギャロウェイと交際していた頃に撮影されたものだった。この情報は、セスの裏切りに気づいたダントンが独自に入手したものだった。 一方、レミーとジャッキーは公私を分けて付き合うことを決める。また、夫婦の危機に陥ったウォーカー夫妻は、クレアからスピリチュアル系の指導者を紹介される。間もなく夫妻は、友人の家を訪ねる名目でその人物と会う。
第22章

第22章

  • 50分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

クレアの寝姿を撮った写真がゴシップ紙に掲載され、アンダーウッド夫妻はスキャンダルに巻き込まれる。 情報はタスクの指示により、ダントン経由で流された。 これを知ったクレアはアダムに連絡し「撮影したのは自分ではない」と記者会見で否定させる。 その1時間後、アンダーウッド夫妻は思わぬ発言をする。 それは「写真はフランシスへの誕生祝いとして、アダムが撮影した。その場にはフランシスも同席していた」という内容だった。 これを聞いたアダムは激怒する。間もなく、彼の元にレミー・ダントンが現れ、アダムの婚約者の父親が母国コロンビアで拘束されたと告げる。これはダントンの差し金だった。 このためアダムは父親を自由にするため、ダントンの指示通り別の写真を提供する。それは昨年の秋、クレアがアダムのスタジオでシャワーを浴びている写真だった。 これに対しセスはモデルを使い、同じ構図の写真を撮影。「1日足らずで自分たち素人に撮影できたので、アダムが捏造するのは簡単だ」とテレビで主張する。 この直後フランシスはアダムを呼び出し「デュラント経由でコロンビアを動かし婚約者の父親を解放させる」と確約する。 こうしてアダムは写真の捏造を発表する。権力闘争の前に彼は犠牲となり、アンダーウッド家のゴシップ騒動は収束へ向かう。 この頃、フランシス対タスクの争いに巻き込まれた人物がもう一人いる。フレディだ。 彼の店は新聞で紹介されてから評判となり、チェーン展開の話が持ち上がっていた。 だがタスクの指示で過去の犯罪歴が暴露されてしまう。 このとき息子で仮釈放中のダーネルが、集まる記者に腹を立て、銃を振り回す騒ぎを起こす。 こうしてチェーン展開の話は立ち消えとなり、フレディは保釈金を捻出するため店を手放す。 フレディは更生し、二十年も堅気の暮らしをしてきた。だが彼は権力闘争に巻き込まれ、全てを失ったのだった。
第23章

第23章

  • 52分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

中国軍の駆逐艦が日本の領海に侵入し、日米中の緊張が一気に高まる。 中国軍は台湾近海の目と鼻の先にある、与那国島に入る。 これに対し日本のオオシロ首相は米第7艦隊の支援を要請する。 アメリカ政府は日本と緊密に連携する一方、あの手この手で中国への説得を試みるが中国は反発する。 そんな中、衝撃のニュースが飛び込んでくる。 まず、フランシスの自宅付近で爆破テロ未遂が起きる。 犯人は元海兵隊員で、妻が密かに中絶したことに腹を立てて犯行に及んでいた。 つまり標的はクレアだった。またこの犯人は依然の炭疽菌騒ぎも自分の犯行だと告白する。 こうしてクレアには24時間体制でミーチャムが警護をすることになる。 同じ時期、ホワイトハウスにはタスクとラナギン、フォンとカジノを巡る資金洗浄、両党への献金といった一連の出来事がアイラ・サッヤードによって暴露される。 実は、この暴露を主導したのはフランシスだった。 彼はセス経由で「資金を追え」というメッセージをアイラに渡す。 メッセージを見たアイラは、中国人観光客がラナギンのカジノで大金を使っていたこと、観光客の乗っていた飛行機の名義がフォンであること、タスクとウォーカーの関係、橋建設の決定と同時に、共和党への献金が止まったことなどを関連づけて公表する。 彼女の記事によりメディアは加熱。ウォーカーには資金洗浄関連の質問が集中し、司法省による調査は時間の問題となる。この時フランシスは、ウォーカーを思惑通りに動かす。 それは調査に当たる特別検察官にヘザー・ダンバーを選ばせることだった。 この頃、スタンパーの言動が乱れ始める。 彼はレイチェルにのめり込む余り、業務が停滞気味になる。 そつのない仕事をするセスの前に、スタンパーは精神的に追い込まれていく。 またクレアは、ジャッキーが法案に反対しており、共同発起人を集めていないことを知る。 これに対しフランシスは、ジャッキーとレミー・ダントンの関係を突き止め 「中傷広告が止まったのはレミーに指示を出したからだ。タスクのことも含め、詳細は寝室で聞け」 と二人の関係を知っていると示唆する。 こうしてウォーカー政権は政界全体を巻き込むスキャンダルに飲まれていく。 一体誰が立場を追われるのか。誰にも予想はつかない。
第24章

第24章

  • 55分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

中国からの不正献金を巡り、司法省で調査が始まる。 調査委員会を仕切るのは、ウォーカーの希望したダンバー特別検察官だ。 だが彼女は、ウォーカーの思惑とは裏腹に執行部の議員たちを厳しく追及する。 調査では、フランシスはラナギンやフォンとの繋がりを否定する。 だがダンバーはスタンパーがラナギンのカジノの監視カメラに写っていたことや彼が北京に滞在したことを突き止める。 カジノには膨大な数の監視カメラが設置されており、大量の録画が発生する。 何者かがダンバーに情報を漏らしたのは確実だった。 フランシスはこれがレミー・ダントンの仕業だと直感する。 その頃ダントンは、揺らぐラナギンに司法取引を思いとどまらせる。 また失脚したハヴマイヤーに会い、彼が議員を辞職した真相を知る。 ダントンはこの真相をタスクには報告せず、ジャッキーに脅迫まがいの取引を持ちかける。 それは「ハヴマイヤー失脚の理由を伏せる代わりに、フランシスとのアポを記録に残せ。 そうしてダンバーに『フランシスから圧力がかかった』と偽証しろ」というものだった。 ジャッキーはこの提案を拒絶する。自分を愛したはずの男が脅迫まがいの話を持ちかけた――。 彼女はその事実に失望し「ゴシップを公表したければ好きにしろ」と言い放つ。 この結果、ダントンはフランシスに取引を持ちかける。 彼は「中立を保つ代わりに仕事のチャンスが欲しい」と、攻撃の手を緩める旨を伝える。 ダントンは一連の騒動で事務所を解雇されることが決まった。 彼は将来への道筋をつけると同時にジャッキーをタスクの攻撃から守ることにしたのだった。 これは追い詰められたフランシスにとって明るい材料となる。 その後もフランシスへの追い風が吹く。 彼の勧めに従い、ウォーカー大統領が就任当日からの外出記録を提出したのだ。 間もなく、彼が友人宅へ何度も通っていることをダンパーの部下が突き止める。 これこそ、何カ月もかけてウォーカー夫妻にカウンセリングを勧めた、フランシスたちの狙いだった。 一方クレアは、性暴行防止法案を巡りシャープたちと対立している。 そんな中、彼女はメーガン・ヘネシーに連絡を取り、マット・バイに彼女を取材させる。 またスタンパーは、レイチェルとリサが愛し合っていることを知ってしまう。 その頃ギャヴィンは、スタンパーの携帯電話の通信記録から反撃の糸口を掴む。
第25章

第25章

  • 48分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

司法省の調査委員会による調査は続いている。 ダンバー特別検察官は、外出記録からウォーカー夫妻がラーキンのカウンセリングを受けていたことを突き止める。 ウォーカーは資金洗浄の事実を全く知らず、計画にも一切関与していない。 だがカウンセリングが発覚したことで、ダンバーによる厳しい追及が始まる。 このときラーキンは聖職者としての秘密保持を根拠に、カウンセリングの内容は明かせないと突っぱねる。 ところが、フォンが亡命を条件に資金洗浄を認めたことから、ウォーカーたちへの風当たりが一気に強まる。 この時点で彼は、全てがフランシスの計画だったことに気づく。 だがウォーカーがフランシスを遠ざけた時には、手遅れの事態となっている。 間もなくウォーカーは秘匿特権を放棄せざるを得なくなり、ラーキンは不本意にも夫妻へ精神安定剤を処方していたことを認める。 この結果、ウォーカー夫妻はメディアの前で結婚カウンセリングを受けていたことを正式に認め、「不完全な自分に挑む」と力強い声明を発表する。この声明は好意的に取り上げられ、一定の成果を上げる。 だがフランシスの方がうわてだった。彼はウォーカーを弾劾で追求するべくジャッキーを呼び出す。 この場にはクレアも同席している。 彼女は少し前、性暴力防止法案についてジャッキーの提案を完全に呑むと伝えており、フランシスも「未来に向けて協力しよう」と提案する。 その頃レミーは窮地に立たされている。 彼は、フランシスと裏取引したことをセス経由でタスクにばらされている。 またタスクは、調査委員会に召喚されるが全ての質問に黙秘を貫く。 一方、メーガンは積極的にメディアに登場するが、テレビでジャッキーの反撃に遭い、さらにジャッキー寄りの法案で可決されることを知り、ショックを受ける。
第26章

第26章

  • 61分 字幕/吹替 
  • 2日間 220 pt 〜

資金洗浄を認めたフォンの発言により、弾劾公聴会が開かれる。 ウォーカーはフランシスと一切連絡を絶ち、バスケスを使ってフランシス潰しに動く。 ウォーカーは、先日の夫婦揃っての記者会見により世論の支持を挽回していた。 彼の支持率は24パーセントを維持しており、このまま弾劾を免れる可能性も出てきた。 さらにウォーカーはバスケス経由で、真実を述べれば恩赦を与えるとタスクに伝える。 一方フランシスはウォーカーの動きを読みタスクと密かに会う。 この時彼は「ウォーカーが弾劾を切り抜けることは不可能だ。万が一切り抜けることができてもウォーカーは統率力を失う。恩赦を得て一緒に居ても何の得もない」と告げる。 しかしタスクは協力に同意しない。 そこでフランシスは捨て身の作戦に出る。 自分の有罪を認める署名入りの告発文を同封し、ウォーカーに手紙を出す。 彼は「万が一の時はこれを使って欲しい。私はあなたの友人だ」とウォーカーの心に訴える。 これを見たウォーカーは再度フランシスにチャンスを与えるためタスクの恩赦を取り消す。 間もなくタスクが公聴会で証言する日が来るが、このとき彼らの元にとんでもない情報が入る。 それはレミーがダンバー特別検察官の調査に出向いたというものだった。 実はこれはジャッキーの作戦だった。 彼女はタスクを落とすため「レミーが調査に行く」というポーズを取らせたのだ。 何も知らないタスクは公聴会の途中でブチ切れ、ウォーカーが資金洗浄のことを知っていたと嘘の証言をする。 これでウォーカーは完全に追い込まれ、弾劾裁判による有罪判決を避けるべく辞任を決意する。 間もなくフランシスはキャンプ・デービッドで就任式を行い、ホワイトハウスに戻ると部下や仲間の歓迎を受ける。 さらに、クレアから指輪をプレゼントされる。 一方フォンの亡命は取り消され、彼は中国へ強制送還される。 またギャヴィンはネイサンと交渉の末、スタンパーと会い、レイチェルの情報を伏せる代わりに自由を保障しろと迫る。 するとスタンパーはレイチェルが誰かに不必要な情報を漏らしたと誤解し、彼女を厳しく追求する。 ところがここでレイチェルの怒りが爆発。彼女は森に逃げるとスタンパーを石で打ち殺す。 またレイプ問題で標的にされたヘネシーは自殺未遂を図る。 彼女を見舞ったクレアは、ウォーカー夫妻の苦境を目の当たりにしたことも重なり、自責の念から涙を流す。

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シリーズ

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