新・ミナミの帝王~狙われた町工場~

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新・ミナミの帝王~狙われた町工場~

世界トップクラスの技術力を誇る小さな町工場が"乗っ取り"の危機に! その裏で暗躍する悪徳詐欺グループに、「ミナミの鬼」こと銀次郎(千原ジュニア)が戦いを挑む! ※インターネット等…

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本編

新・ミナミの帝王~狙われた町工場~

新・ミナミの帝王~狙われた町工場~

  • 74分 
  • 8日間 330 pt 〜

「ミナミの鬼」と呼ばれる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎(千原ジュニア)は、東大阪で部品工場を経営する白川誠一(清水絋治)と出会う。白川の工場は従業員10人ほどと規模こそ小さいが、最先端ロケットの部品を任されるなど世界でもトップクラスの技術力を誇っていた。 同じ頃、ミナミの実力者・沢木英雄(赤井英和)の紹介で東大阪の工場主が銀次郎に金を借りに来る。彼は、振り出した覚えのない約束手形で莫大な借金を背負ったという。最近、同様の手口で小さな工場が外国企業に乗っ取られ、優秀な技術だけを奪われて従業員が解雇されるケースが多発しているらしく、沢木は偽造手形で詐欺を働くグループについて調査を進めていた。 そんな折、銀次郎は白川の息子・一真(和田正人)と出会う。一真は一流大学を出て大企業に勤めるエリート技術者。白川が高齢のため、工場では後継者問題が持ち上がっていたが、一真に工場を継ぐつもりはなく、白川も継がせる気はないと公言していた。このままでは工場を閉めるほかなく、白川が積み上げた技術も途絶えてしまうが、一真は小さな工場のために自分のキャリアを捨てる気はないと言い放つ。 一方、白川は外国からの留学生・楊(阿部力)と知り合う。面倒見の良い白川は、楊をしばらく自宅でホームステイさせることに。楊は工場の仕事を手伝い、従業員たちと打ち解けていく。 やがて楊が白川家を去る日がやって来た。白川らが別れを惜しんでいると、そこに高橋(渡辺隆二郎)という男が現れ、振りだした覚えのない手形を突きつける。額面はなんと5000万円、しかも支払期限は明日。身に覚えがない白川だが支払いのため、銀行に融資をかけあうものの断られてしまう。 工場の危機を知った一真から融資を依頼された銀次郎も、工場に赴くが、白川は金の都合はついたと、銀次郎の融資を断る。白川に金を用立てたのは意外にも楊だった。実は会社社長を父に持つ楊が、世話になった白川のために支援を申し出ていたのだ。なんとか不渡りを免れた白川だったが、その数日後、楊が「今すぐ金を返して欲しい」と言い出した。父親に融資を反対されたというのだ。金を用意できずうろたえる白川に、楊は代わりに工場の株を譲り渡せと迫る。 まもなく、白川の危機を知った一真はいてもたってもいられず、銀次郎に融資を懇願。銀次郎は"1カ月以内の返済"を条件に、一真に金を貸すことにするが…。

『新・ミナミの帝王』シリーズ

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