東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

第31回日本アカデミー賞最優秀賞5部門受賞 亡き母への思いを真っ正直に描いた、リリー・フランキー原作のロング・ベストセラーを映画化

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本編

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

  • 142分 
  • 2日間 330 pt 〜

才人リリー・フランキーが亡き母に捧げた自伝小説『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。 2005年に出版されたこの小説は、感涙を誘うストーリーが大反響を呼び、瞬く間に210万部を超える売り上げを記録し、まさに社会現象的ベストセラーとなりました。 原作者自らの幼少時代から最愛の母との永遠の別れまでを、"ボク"と"オカン"の強い絆を中心に、2人を取り巻くさまざまな人々との温かい触れあいとともに描いたこの映画は、キャスティングの妙も群を抜く素晴らしさと、高く評価されました。 だらしない、ごく普通の男である"ボク"を静かに演じるのはオダギリジョー。その息子と一緒にいられることの喜びを噛みしめながら、やさしく、ときにユーモラスなたたずまいで暮らす"オカン"に名女優、樹木希林。そしてその"オカン"の若き日を樹木希林の実の娘である内田也哉子が演じているのも注目です。 さらにダメな父親である"オトン"に実力派の名優、小林薫、"ボク"の彼女役に松たか子と、そうそうたるメンバーが顔をそろえています。 "自由"が大手を振って歩き、個を重要視するあまり家族の絆も希薄になってしまったと言われる昭和の戦後世代。 しかし、そんな人々の心の根底にはしっかりと、家族を思うやさしさや温かさがあることを、この映画は涙とともに気付かせてくれます。"ボク"のあふれる思いやり、"オカン"がふとみせる微笑みに、人間普遍の愛を感じさせる『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、名作です。

PV