登録して視聴ポイントとおトクなクーポンをゲット!今すぐ無料トライアルANTIPORNO(アンチポルノ)小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない…映画邦画セクシーオトナ向け2016年R15+日本お気に入りに登録作品情報シェアXFacebookLINEURLをコピー予告編を視聴
全話ANTIPORNO(アンチポルノ)76分 3日間 550 pt 〜女流作家の京子(冨手麻妙)は、小説を書く前にキャンバスへ登場人物の絵を描く。キャラクターの細部まで絵の中で完成させてから、その絵に囲まれて執筆を行うのだ。これまで発表した4本の小説も、出版後に使用した絵を個展で発表した。こうした奇抜な手法が話題を集め、京子はアーティストとしてカリスマ的な人気をほこり、時代の寵児となる。ある朝、黄色い壁に囲まれた広い部屋で眠りから覚めた京子は呟く。「今日が誕生日だってことは黙っておこう。まったく、ちっとも上手くいってない。でも私のせいじゃない、どうしたらいい?」。いつものようにマネージャーの典子(筒井真理子)が、その日のスケジュールを伝えに来る。雑誌のインタビュー、撮影、テレビ番組の取材、文芸誌編集者との打ち合わせ……。マネージャー典子が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。京子のいらだちは、典子へのサディスティックな振る舞いになって表れる。「おまえは売女になれるか?」「四つん這いになってごらん。犬のように吠えてごらん」首輪をつけられ、部屋を引きずり回されながら恍惚の表情で京子を見つめる典子は声を振り絞る。「先生のような売女になりたいです……」 京子の部屋の片隅で微笑む妹の幻影、父と義母と共に囲む食卓、天井に切り込まれる裂け目。自由と不寛容、サディズムとマゾヒズム、カリスマと奴隷、寝ても覚めても終わらない悪夢。私はキョウコなのか、キョウコを演じているのか。これは私の人生じゃない?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。
作品紹介小説家兼アーティストとして時代の寵児となった京子(冨手麻妙)。極彩色の部屋に籠もり、マネージャー典子(筒井真理子)が伝えるスケジュールを分刻みでこなす毎日。寝ても覚めても終わらない悪夢。私は京子なのか?京子を演じているのか?虚構と現実の狭間で、京子の過去の秘密が暴かれていく―。
あらすじ園子温監督が脚本を書きおろした完全オリジナルの最新作は、『ANTIPORNO』。主演を務めるのは、本作が長編映画の単独初主演となる女優・冨手麻妙。2015年に公開された園作品のほぼ全てに出演し、園が今もっとも成長を期待する若手女優。見出した俳優が次々とブレイクしている鬼才・園が見初めた新しいミューズとして、冨手麻妙は「園監督の作品のためなら脱ぐ」と 裸上等で難しい役所に挑戦している。冨手麻妙の相手役には、大ベテラン女優・筒井真理子。京子のサディスティックな振る舞いを受け止めるマネージャー・典子を演じ、カメレオン女優と評される幅の広い演技力で、映画に堂々たる存在感を残し、物語中盤の<ある仕掛け>に最大限の効果を果たしている。極彩色に彩られたファンタジックな世界観で展開する物語には、女性に対する深淵なテーマが秘められている。園子温が表現の壁をぶち壊す、アナーキーで過激な美しき問題作。開幕。
スタッフ園子温監督・脚本由里敬三製作田中正 エグゼクティブプロデューサー小室直子、高橋政彦 プロデューサー菊池智敦 音楽プロデュース伊藤麻樹 撮影藤森玄一郎 照明伊藤裕規録音松塚隆史 美術岡瀬晶彦 音響効果伊藤潤一 編集錦織洋史 装飾澤田石和寛衣装デザイン谷澤美智子ワードローブスーパーバイザー小笠原吉恵 衣装フジウジミヘア佐々木弥生 メイク工藤みずほ スクリプター細川久美子 キャスティング綾部 真弥、松尾大輔 助監督益岡正志 制作担当高木希世江、山本章 アソシエイト・プロデューサー日活 企画製作・配給スカパーJSAT 特別協力ジャンゴフィルム制作プロダクション