登録して視聴ポイントとおトクなクーポンをゲット!今すぐ無料トライアル四畳半襖の裏張り永井荷風の原作といわれる『四畳半襖の下張り"をヒントに、神代辰巳がシナリオ化した問題作。 「遊びの限りをつくした中年男と初見の芸者・袖子との床シーンが映像化され、エロティシズムの原…映画邦画セクシーオトナ向けロマンポルノシリーズ1973年R15+日本お気に入りに登録作品情報シェアXFacebookLINEURLをコピー
全話四畳半襖の裏張り72分 3日間 440 pt 〜日本全国で米騒動がひん発する大正中期・東京山の手の花街の夏。 料亭、梅ヶ枝ではおかみが芸者、袖子を待ちかねていた。客の信介は三十半ばのちょっとした役者風のいい男。世間は米騒動やらでそうぞうしい最中、遊びに興じようという了見の信介である。 座敷に通された信介は、袖子の恥ずかしそうな仕草が早くももどかし気な様子。蚊張の裾をうちわであおぐ袖子に『やさしいね。惚れたよ』と遊び上手な言葉をかける。 帯を解き、長襦袢一つの袖子が、裾を堅く引き合わせ、夏ぶとんの中へ足をすうっと入れる。信介は上になってふとんをはがそうとすると『はじめてですもの。はずかしい』と電気スタンドの明りを暗くする袖子だった。 外ではちんちんと号外の鈴の音が鳴り、騒がしい世相である。置家・花の家では芸者花枝と花丸がすっかり仕度を整え、あてのない客を待っているのである。 信介の動きがだんだん激しくなるが、袖子は半分お義理である。そのうち信介が横になると袖子も仕方なしに横になる。しばらく貸すだけのつもりの袖子も生身、次第に鼻息も荒くなり、夜具は乱れ、枕はきしみ、伊達巻のはしも千々に乱れる風情となるのだった。 信介の動きにつれて、袖子はもう気が遠くなりかけている。柚子 は初めの様子とはうって変り、次第に激しさも加わり、枕がはずれても直そうともせず身悶えるのだった。信介は反り身になって、袖子の乱れる反応を見つめている。 ここにきて、信介は袖子の様子を見ながら、じっと辛棒する。袖子は『あれ!どうぞ』と泣きじゃくり、髪はばらばらになるのだ。信介もさすがに度を失ない、仰向けになると、思い残すこともなく―― そしてふたりは一息入れるや二度目が始まり、三たび四たび頂点点を極めるのだった……
作品紹介永井荷風の原作といわれる『四畳半襖の下張り"をヒントに、神代辰巳がシナリオ化した問題作。 「遊びの限りをつくした中年男と初見の芸者・袖子との床シーンが映像化され、エロティシズムの原点に帰った本格的ポルノ映画作りに神代辰巳演出も冴えわたっている。 人妻役にかけてはNO1の宮下順子が、今までの集大成にと、袖子役に体当り演技を披露し、中年男にベテランの江角英明が汗みどろの共演するほか、丘奈保美、絵沢萌子、芹明香らの芸者衆が大正時代の雰囲気を盛りあげている。