フランスで大ヒットを記録した『あしたは最高のはじまり』のユーゴ・ジェラン監督。『エール!』製作陣と再タッグを組んだ最新作は、若くして結婚したジェラン監督が自身の結婚生活を見つめ直すことで生まれた、完全オリジナル・ラブストーリー。
主人公・ラファエル役を演じるのは、第72回カンヌ国際映画祭でショパール・トロフィーを受賞し、フランスでいま最も注目される俳優フランソワ・シビル。状況も立場も一変した世界で戸惑いながらも妻の気持ちを取り戻そうと奔走し、“愛”に向き合う心の機微を丁寧に演じてみせた。ヒロインのオリヴィア役には、キュートなルックスとフランスの名門校を卒業した経歴を持つ、才色兼備な女優ジョセフィーヌ・ジャピ。<もう一つの世界>では人気ピアニストとしてのオーラたっぷりに、天才ならではの悩みやラファエルとの出会いによって生じた葛藤を繊細に表現している。本作をきっかけに交際に発展した2人の息の合った演技は必見。
そして、どちらの世界でも相棒としてラファエルを支える親友・フェリックス役を務めるのは喜劇俳優バンジャマン・ラヴェルネ。思わず笑いがこみあげる、ラファエルとのコミカルな掛け合いはもちろん、不意に見せる切ない表情など、振り幅の広い演技にも注目!
“恋”しか知らなかったラファエルが最後に選んだ未来とは・・・?その決断に温かい涙が流れること必至。運命の出会いから“恋”が“愛”に変わるまでの軌跡のロマンティックに描いた感動作。ラスト11分、あなたは“愛”の意味を知る―。