街道をゆく

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街道をゆく

司馬遼太郎が週刊誌に連載した紀行を元に、「日本人とは何か」「国家、文明、民族とは何か」その思索を映像化し、我々が歩んできた道はどういう道で、どこへ向かおうとしているのかを考えます。

[お試し] 第1シリーズ 第1回 湖西のみち・韓のくに紀行再生

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『街道をゆく』の動画一覧

本編

第1シリーズ 第1回 湖西のみち・韓のくに紀行

第1シリーズ 第1回 湖西のみち・韓のくに紀行

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

作家・司馬遼太郎が各地を訪ね歩き、四半世紀を費やして書き続けた「街道をゆく」。この長期にわたる思索の旅は、「日本民族はどこから来たのだろう」という問いから始まりました。日本民族のルーツを求めて、司馬はまず、琵琶湖畔の湖西の道から韓国へと渡りました。第1回は、「日本人とは何者か」「日本とはどういう国か」を問うために、司馬の足跡を追って近江と韓国を訪ねます。
第1シリーズ 第2回 モンゴル紀行

第1シリーズ 第2回 モンゴル紀行

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

作家・司馬遼太郎が、幼い時からあこがれ続けていたモンゴル。初めて訪れたのは、日蒙国交回復から2年後の昭和48年(1973)でした。司馬はロシアのハバロフスク、イルクーツクから、モンゴルのウランバートル、南ゴビを巡り、東アジア全体からモンゴルの歴史と「遊牧という文明」を考察しました。第2回は、司馬の愛したモンゴルで、「奇跡的なほど欲望少なく生きている」人々の姿に、未来への可能性を見ます。
第1シリーズ 第3回 北のまほろば

第1シリーズ 第3回 北のまほろば

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

かつて太宰治は故郷の津軽を「本州の袋小路」と形容して貧しさを嘆きましたが、作家・司馬遼太郎は「北のまほろば」と、豊かさをたたえました。また、津軽藩のコメ一辺倒政策の悲劇を憂い、「古代はよかった。中世も悪くなかった」と振り返りました。第3回は、司馬が旅した足跡をたどり、弘前市や三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)を訪れ、古代から続く青森の歴史を通して、社会のあるべき姿の原型を青森の四季に重ねます。
第1シリーズ 第4回 南蛮のみち

第1シリーズ 第4回 南蛮のみち

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

作家・司馬遼太郎は、日本の在来文化を多彩にし、刺激を与えてくれた南蛮渡来の文化に感謝の念を抱いていました。その代表者がバスク人のキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルでした。ザビエルは日本人の小気味の良さに好感を持ちます。司馬はその理由を求めて、バスクを旅しました。第4回は、ザビエルが学生時代を送ったパリから、フランスとスペインにまたがるバスク地方に向かいます。
第1シリーズ 第5回 長州路・肥薩のみち

第1シリーズ 第5回 長州路・肥薩のみち

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

明治維新はなぜ達成されたのか。そして、長州と薩摩はなぜ維新の原動力となりえたのか。その答に迫ろうとして、作家・司馬遼太郎は、長州路と肥薩(ひさつ・肥後と薩摩)の道を歩きました。司馬は江戸時代の諸藩がそれぞれに培っていた個性と多様性に着目し、とりわけ長州と薩摩の強烈な独自性に眼を向けました。第5回は、この二つの道をたどり、維新を成し遂げた幕末の志士たちを通して描く日本の風土論です。
第1シリーズ 第6回 本郷界隈

第1シリーズ 第6回 本郷界隈

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

バブル崩壊直後、晩年の作家・司馬遼太郎は、東京という怪物的空間と向き合うために、東京大学のある本郷を訪れました。司馬は本郷を西洋文明の受容と分配を担った「配電盤」と位置づけ、維新直後の明治に思いをはせました。旅の道連れは、明治の初め、配電盤の電流となるべく歩み始めた帝大生・夏目漱石。第6回は、司馬の足跡をたどりながら、本郷を舞台に、若き日の夏目漱石を通して明治という時代を浮き彫りにします。
第2シリーズ 第1回 オランダ紀行

第2シリーズ 第1回 オランダ紀行

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

江戸時代、鎖国という情報統制の中で、長崎出島オランダ商館から伝えられた西洋文明。作家・司馬遼太郎は、「暗箱のような日本に射(さ)し込んでいた唯一の外光」だと記しています。その光源である17世紀オランダの姿と国の成り立ち、そして、日本との関係を探るべく、平成元年(1989)、司馬はオランダに渡りました。第一回は、かつて日本に多大な影響を与えたオランダの歴史と文化に迫ります。
第2シリーズ 第2回 沖縄・先島への道

第2シリーズ 第2回 沖縄・先島への道

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

島津藩の琉球侵略、明治政府の琉球処分、太平洋戦争の陰惨な地上戦へと続く歴史をたどった沖縄。作家・司馬遼太郎は、沖縄問題という「大きな棘(とげ)」を胸中に秘め、沖縄の本土復帰から2年後の昭和49年(1974)、沖縄先島諸島を訪ねました。第二回は、「原倭人(げんわじん)」にこだわった司馬の旅の足跡をたどり、今もたくましく生きる沖縄の人々や風姿を通して、日本という国家を問い直します。
第2シリーズ 第3回 奥州白河・会津のみち

第2シリーズ 第3回 奥州白河・会津のみち

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

「なにから書き始めていいかわからないほどに、この藩についての思いが濃い」と、作家・司馬遼太郎が深い感慨を覚えた会津。古来、都人(みやこびと)があこがれた地であり、また一方では、多くの悲劇を味わった土地でもありました。司馬は、幕末の会津藩がたどった末路に強い同情を抱いていました。第三回は、奥州白河・会津を訪ねて、中央政権と向かい合って生きた奥州白河・会津の人々の真摯(しんし)な姿を追い求めます。
第2シリーズ 第4回 オホーツク街道

第2シリーズ 第4回 オホーツク街道

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

およそ1000年前、稚内(わっかない)から根室にかけてのオホーツク海沿岸に、謎の海獣狩猟民族「オホーツク人」が数百年にわたって暮らしていました。作家・司馬遼太郎は、オホーツク人の存在が初めて明らかにされた網走(あばしり)のモヨロ貝塚を起点に、彼らの住んでいた地を巡り、その痕跡を見つめました。第四回は、北の大地に広がる海獣狩猟民族と文化から、多民族国家・日本の姿を探ります。
第2シリーズ 第5回 十津川街道

第2シリーズ 第5回 十津川街道

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

奈良県の最南端、紀伊半島のほぼ中央にある十津川村。70もの1000メートル級の山々に抱かれた山里です。作家・司馬遼太郎は、十津川村の特異な歴史に注目しました。この地の人々は「免租」という特権を守るために、保元の乱、大坂の陣、明治維新など、戦乱のたびに中央に兵を繰り出してきました。なぜ、十津川村はこのような歴史をたどったのか。第五回は、山深い秘境に足を踏み入れ、十津川村の歴史をひもときます。
第2シリーズ 第6回 愛蘭土(あいるらんど)紀行

第2シリーズ 第6回 愛蘭土(あいるらんど)紀行

  • 49分 NHK見放題
  • 3日間 220 pt 〜

作家・司馬遼太郎が「シーザーも来なかった島」と記したアイルランド。貪(どん)欲な征服者ですら顧みなかった辺境の地という意味です。しかし、この風土と歴史こそが、古代ケルト民族固有の創造性を受け継がせ、不屈の負けじ魂や独立心を育てたのです。第六回は、司馬が強い関心を抱き続けたアイルランドに渡り、この国の悲痛な歴史とアイルランド人の孤高の精神を凝視します。
第1回 三浦半島記

第1回 三浦半島記

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

「鎌倉幕府がもしつくられなければ、その後の日本史は二流の歴史だったろう」と司馬遼太郎は書いています。武士という大いなる農民が政権を取り、自ら開墾し、農地の所有を確かなものにした時代の舞台である、古都・鎌倉が中心の三浦半島を訪ねます。司馬の足跡をたどりながら、鎌倉武士が貫いた「名こそ惜しけれ」という倫理観に基づく“潔い生き方”を育んだ、この地の風土を描きます。
第2回 飛騨紀行

第2回 飛騨紀行

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

農家を見たいという思いに駆られて、匠(たくみ)の国・飛騨を訪れた司馬遼太郎。司馬が歩いた岐阜の道をたどります。飛騨は江戸時代初期、さまざまな仕事で多くの職人が活躍し、名人・左甚五郎の伝説とともに、最も活気にあふれていた時であったと司馬は言います。「京都よりも京都ではないか」と司馬が書く飛騨高山から「みごとなほど、気品と古格(こかく)がある町並み」の古川町へ向かい、山あいに生きる人々を訪ねます。
第3回 奈良散歩

第3回 奈良散歩

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

千数百年にわたり、数多くの優れた建造物を守り抜いてきた奈良。「このまちの精神というものに、敬意をささげるべきではないか」と書く司馬遼太郎の足跡をたどります。興福寺・薬師寺・唐招提(だい)寺ほか、数々の歴史的建造物や千二百年以上も続く東大寺のお水取りで知られる「修二会」(しゅにえ)の様子など、変わり行く世の中で「うつろわぬものがあるという安堵(ど)感」を与えてくれる悠久の古都・奈良を訪ねます。
第4回 仙台・石巻

第4回 仙台・石巻

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

豊臣秀吉が築いた桃山様式を仙台藩に取り入れた伊達政宗。「旧仙台藩領、いまはほぼ宮城県。この地の近世の原型は、政宗がつくったとしか思えない」と書く司馬遼太郎は、大崎八幡宮・瑞巌(ずいがん)寺など、「綺麗(きれい)がありながら下品ではない」桃山様式を探勝します。司馬が訪れ、「世界のどの市にもない造形的な美しさを持つ」と書く仙台の近代文化の基礎を築いた政宗の功績と、そこに生きる人々を訪ねます。
第5回 中津・宇佐のみち

第5回 中津・宇佐のみち

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

豊の国(大分県)から起きたと言う八幡神信仰。司馬遼太郎は、武神として知られるこの神がもともとは農業神であり、奈良時代に神託を下す神として天皇の宮廷に入ったことを解き明かします。司馬が訪れ、「沸き上がる雲のような森に包まれ容易に古代に入ることができる」と形容する薦(こも)神社や「落葉の一枚ずつが無数の紫の影をつくって木漏れ日の中で輝く印象派絵画の世界」と書く八幡総本宮・宇佐神宮を訪ねます。
第6回 本所深川散歩

第6回 本所深川散歩

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

映画「男はつらいよ」に出てくるような日本人は、現実にいるのでしょうか。司馬遼太郎は、その答を探しに「江戸っ子の産地」、本所・深川を訪れます。かつて勝海舟や三遊亭円朝、黙阿弥(もくあみ)らが暮らした所です。番組は、木場の筏(いかだ)師、永代橋の鳶(とび)の頭、辰巳(たつみ)芸者など、ここに暮らす人々を訪ね、“ひと肌脱ぐ”気っぷのよさと“義理人情”に厚い日本人の姿に迫ります。
第7回 南伊予・西土佐の道

第7回 南伊予・西土佐の道

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

司馬遼太郎は、代表作「坂の上の雲」の舞台・伊予(愛媛県)について、「伊予は愛比売(えひめ)で、文字どおりいい女という意味である。いい女などという行政区の名称は、世界中にないのではないか」と言う思いを抱いていました。司馬が訪れた伊予路をたどり、明治時代に建築された日本最古の小学校・解明小学校や寄り合い酒の風習が残る宇和島へ。さらに、シーボルト・イネ、村田蔵六(大村益次郎)などの事跡を訪ねます。
第8回 明石海峡と淡路みち

第8回 明石海峡と淡路みち

  • 29分 NHK見放題
  • 3日間 110 pt 〜

司馬遼太郎が「古代以来の気分の温もりが十分保たれている」と書く兵庫県明石の林崎と淡路島の漁村を訪ねます。司馬は、ここで続く一本釣りなど「変わらない個人的漁業」の形を手がかりに、漁業の本質を解き明かそうとしました。番組は、「中世の人々が西方浄土を想像したことがわかるような気がする、明石海峡の波の上から見た落日」など、壮麗な瀬戸内の風景を堪能し、日本人と海との関係を再構築した司馬の足跡をたどります。

PV

[お試し] 第1シリーズ 第1回 湖西のみち・韓のくに紀行再生
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  • 1分 
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作家・司馬遼太郎が各地を訪ね歩き、四半世紀を費やして書き続けた「街道をゆく」。この長期にわたる思索の旅は、「日本民族はどこから来たのだろう」という問いから始まりました。日本民族のルーツを求めて、司馬はまず、琵琶湖畔の湖西の道から韓国へと渡りました。第1回は、「日本人とは何者か」「日本とはどういう国か」を問うために、司馬の足跡を追って近江と韓国を訪ねます。
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作家・司馬遼太郎が、幼い時からあこがれ続けていたモンゴル。初めて訪れたのは、日蒙国交回復から2年後の昭和48年(1973)でした。司馬はロシアのハバロフスク、イルクーツクから、モンゴルのウランバートル、南ゴビを巡り、東アジア全体からモンゴルの歴史と「遊牧という文明」を考察しました。第2回は、司馬の愛したモンゴルで、「奇跡的なほど欲望少なく生きている」人々の姿に、未来への可能性を見ます。
[お試し] 第1シリーズ 第3回 北のまほろば再生
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かつて太宰治は故郷の津軽を「本州の袋小路」と形容して貧しさを嘆きましたが、作家・司馬遼太郎は「北のまほろば」と、豊かさをたたえました。また、津軽藩のコメ一辺倒政策の悲劇を憂い、「古代はよかった。中世も悪くなかった」と振り返りました。第3回は、司馬が旅した足跡をたどり、弘前市や三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)を訪れ、古代から続く青森の歴史を通して、社会のあるべき姿の原型を青森の四季に重ねます。
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作家・司馬遼太郎は、日本の在来文化を多彩にし、刺激を与えてくれた南蛮渡来の文化に感謝の念を抱いていました。その代表者がバスク人のキリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルでした。ザビエルは日本人の小気味の良さに好感を持ちます。司馬はその理由を求めて、バスクを旅しました。第4回は、ザビエルが学生時代を送ったパリから、フランスとスペインにまたがるバスク地方に向かいます。
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明治維新はなぜ達成されたのか。そして、長州と薩摩はなぜ維新の原動力となりえたのか。その答に迫ろうとして、作家・司馬遼太郎は、長州路と肥薩(ひさつ・肥後と薩摩)の道を歩きました。司馬は江戸時代の諸藩がそれぞれに培っていた個性と多様性に着目し、とりわけ長州と薩摩の強烈な独自性に眼を向けました。第5回は、この二つの道をたどり、維新を成し遂げた幕末の志士たちを通して描く日本の風土論です。
[お試し] 第1シリーズ 第6回 本郷界隈再生
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バブル崩壊直後、晩年の作家・司馬遼太郎は、東京という怪物的空間と向き合うために、東京大学のある本郷を訪れました。司馬は本郷を西洋文明の受容と分配を担った「配電盤」と位置づけ、維新直後の明治に思いをはせました。旅の道連れは、明治の初め、配電盤の電流となるべく歩み始めた帝大生・夏目漱石。第6回は、司馬の足跡をたどりながら、本郷を舞台に、若き日の夏目漱石を通して明治という時代を浮き彫りにします。
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江戸時代、鎖国という情報統制の中で、長崎出島オランダ商館から伝えられた西洋文明。作家・司馬遼太郎は、「暗箱のような日本に射(さ)し込んでいた唯一の外光」だと記しています。その光源である17世紀オランダの姿と国の成り立ち、そして、日本との関係を探るべく、平成元年(1989)、司馬はオランダに渡りました。第一回は、かつて日本に多大な影響を与えたオランダの歴史と文化に迫ります。
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島津藩の琉球侵略、明治政府の琉球処分、太平洋戦争の陰惨な地上戦へと続く歴史をたどった沖縄。作家・司馬遼太郎は、沖縄問題という「大きな棘(とげ)」を胸中に秘め、沖縄の本土復帰から2年後の昭和49年(1974)、沖縄先島諸島を訪ねました。第二回は、「原倭人(げんわじん)」にこだわった司馬の旅の足跡をたどり、今もたくましく生きる沖縄の人々や風姿を通して、日本という国家を問い直します。
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「なにから書き始めていいかわからないほどに、この藩についての思いが濃い」と、作家・司馬遼太郎が深い感慨を覚えた会津。古来、都人(みやこびと)があこがれた地であり、また一方では、多くの悲劇を味わった土地でもありました。司馬は、幕末の会津藩がたどった末路に強い同情を抱いていました。第三回は、奥州白河・会津を訪ねて、中央政権と向かい合って生きた奥州白河・会津の人々の真摯(しんし)な姿を追い求めます。
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およそ1000年前、稚内(わっかない)から根室にかけてのオホーツク海沿岸に、謎の海獣狩猟民族「オホーツク人」が数百年にわたって暮らしていました。作家・司馬遼太郎は、オホーツク人の存在が初めて明らかにされた網走(あばしり)のモヨロ貝塚を起点に、彼らの住んでいた地を巡り、その痕跡を見つめました。第四回は、北の大地に広がる海獣狩猟民族と文化から、多民族国家・日本の姿を探ります。
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奈良県の最南端、紀伊半島のほぼ中央にある十津川村。70もの1000メートル級の山々に抱かれた山里です。作家・司馬遼太郎は、十津川村の特異な歴史に注目しました。この地の人々は「免租」という特権を守るために、保元の乱、大坂の陣、明治維新など、戦乱のたびに中央に兵を繰り出してきました。なぜ、十津川村はこのような歴史をたどったのか。第五回は、山深い秘境に足を踏み入れ、十津川村の歴史をひもときます。
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作家・司馬遼太郎が「シーザーも来なかった島」と記したアイルランド。貪(どん)欲な征服者ですら顧みなかった辺境の地という意味です。しかし、この風土と歴史こそが、古代ケルト民族固有の創造性を受け継がせ、不屈の負けじ魂や独立心を育てたのです。第六回は、司馬が強い関心を抱き続けたアイルランドに渡り、この国の悲痛な歴史とアイルランド人の孤高の精神を凝視します。
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「鎌倉幕府がもしつくられなければ、その後の日本史は二流の歴史だったろう」と司馬遼太郎は書いています。武士という大いなる農民が政権を取り、自ら開墾し、農地の所有を確かなものにした時代の舞台である、古都・鎌倉が中心の三浦半島を訪ねます。司馬の足跡をたどりながら、鎌倉武士が貫いた「名こそ惜しけれ」という倫理観に基づく“潔い生き方”を育んだ、この地の風土を描きます。
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農家を見たいという思いに駆られて、匠(たくみ)の国・飛騨を訪れた司馬遼太郎。司馬が歩いた岐阜の道をたどります。飛騨は江戸時代初期、さまざまな仕事で多くの職人が活躍し、名人・左甚五郎の伝説とともに、最も活気にあふれていた時であったと司馬は言います。「京都よりも京都ではないか」と司馬が書く飛騨高山から「みごとなほど、気品と古格(こかく)がある町並み」の古川町へ向かい、山あいに生きる人々を訪ねます。
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千数百年にわたり、数多くの優れた建造物を守り抜いてきた奈良。「このまちの精神というものに、敬意をささげるべきではないか」と書く司馬遼太郎の足跡をたどります。興福寺・薬師寺・唐招提(だい)寺ほか、数々の歴史的建造物や千二百年以上も続く東大寺のお水取りで知られる「修二会」(しゅにえ)の様子など、変わり行く世の中で「うつろわぬものがあるという安堵(ど)感」を与えてくれる悠久の古都・奈良を訪ねます。
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豊臣秀吉が築いた桃山様式を仙台藩に取り入れた伊達政宗。「旧仙台藩領、いまはほぼ宮城県。この地の近世の原型は、政宗がつくったとしか思えない」と書く司馬遼太郎は、大崎八幡宮・瑞巌(ずいがん)寺など、「綺麗(きれい)がありながら下品ではない」桃山様式を探勝します。司馬が訪れ、「世界のどの市にもない造形的な美しさを持つ」と書く仙台の近代文化の基礎を築いた政宗の功績と、そこに生きる人々を訪ねます。
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豊の国(大分県)から起きたと言う八幡神信仰。司馬遼太郎は、武神として知られるこの神がもともとは農業神であり、奈良時代に神託を下す神として天皇の宮廷に入ったことを解き明かします。司馬が訪れ、「沸き上がる雲のような森に包まれ容易に古代に入ることができる」と形容する薦(こも)神社や「落葉の一枚ずつが無数の紫の影をつくって木漏れ日の中で輝く印象派絵画の世界」と書く八幡総本宮・宇佐神宮を訪ねます。
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映画「男はつらいよ」に出てくるような日本人は、現実にいるのでしょうか。司馬遼太郎は、その答を探しに「江戸っ子の産地」、本所・深川を訪れます。かつて勝海舟や三遊亭円朝、黙阿弥(もくあみ)らが暮らした所です。番組は、木場の筏(いかだ)師、永代橋の鳶(とび)の頭、辰巳(たつみ)芸者など、ここに暮らす人々を訪ね、“ひと肌脱ぐ”気っぷのよさと“義理人情”に厚い日本人の姿に迫ります。
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司馬遼太郎は、代表作「坂の上の雲」の舞台・伊予(愛媛県)について、「伊予は愛比売(えひめ)で、文字どおりいい女という意味である。いい女などという行政区の名称は、世界中にないのではないか」と言う思いを抱いていました。司馬が訪れた伊予路をたどり、明治時代に建築された日本最古の小学校・解明小学校や寄り合い酒の風習が残る宇和島へ。さらに、シーボルト・イネ、村田蔵六(大村益次郎)などの事跡を訪ねます。
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司馬遼太郎が「古代以来の気分の温もりが十分保たれている」と書く兵庫県明石の林崎と淡路島の漁村を訪ねます。司馬は、ここで続く一本釣りなど「変わらない個人的漁業」の形を手がかりに、漁業の本質を解き明かそうとしました。番組は、「中世の人々が西方浄土を想像したことがわかるような気がする、明石海峡の波の上から見た落日」など、壮麗な瀬戸内の風景を堪能し、日本人と海との関係を再構築した司馬の足跡をたどります。

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