日本人の2人に1人がかかる病、がん。その治療が根底から変わろうとしている。進行した大腸がんを患う48歳の男性。再発を繰り返し手術不能だったが、ある薬の投与で腫瘍が大きく縮小。その薬とはなんと皮膚がんの治療薬。劇的な効果をあげたのは、がん細胞の遺伝子を解析し適切な薬を投与するプレシジョン・メディシン(精密医療)だ。今7000人近くの患者が治験に参加。先進地のアメリカの事情とともに可能性と課題を追う。