森の王者ツキノワグマ。警戒心が強くうっそうとした森の奥深くで暮らしているため、生態はほとんど知られていなかった。動物カメラマン横田博さんは28年にわたりクマの撮影を行ってきた。1000時間を超える映像には、春、冬眠の巣穴から生まれてまもない子グマをつれて出てくる母グマの姿や2頭の子グマに同時に授乳するほほえましい姿などがある。さらにオスの“子殺し”という研究者さえ見ていなかった驚きの生態を捉えた。