日本の科学研究をリードする東京大学が、データをねつ造するなどの研究不正で揺れている。2017年8月、分子細胞生物学研究所の渡邊嘉典教授の研究室が発表した5本の論文で不正が認定された。2006年と2014年にも巨額の公的資金が投じられた研究室で不適切な研究が相次いだ。一体、何が起きているのか。100人をこえる関係者を取材。研究不正の報告書と独自に入手した資料、さらに当事者たちのインタビューから迫る。