東日本大震災の津波を、多くの人たちが“黒い津波”だったと語っている。巨大津波が湾に進入すると、海底をえぐりとって大量の土砂、ヘドロを巻き上げ、黒くなっていたことが最新の研究でわかってきた。当時のまま保管されている黒い海水を専門家が分析したところ、透明な海水だった場合に比べ、破壊力が強くなり、人々の命を奪っていった実態が明らかになった。黒い津波の脅威を初めて伝える。