気品に満ちた黄金色、さっぱりとした江戸前の味わい。決して焦がさない…。うなぎの老舗に、この道70年の男がいる。店の5代目・金本だ。その焼きは食通も認める名人芸。だが、本人は満足しない。常にもっと良く焼けないかと追求し続ける。「結局、職人の仕事は“自分との格闘”だ」と語る。今、うなぎの供給が激減し、うなぎ屋を取り巻く状況は極めて厳しい。それでも決してうつむかない気骨の85歳、その夏の日々に密着!