いま女性の11人に1人がかかる乳がん。乳がん治療一筋25年の医師・明石定子(52)。細やかな卓越した手技で、これまで3000件もの手術を手がけてきたすご腕だ。もっとも大切にするのは、患者が「納得」する治療法を施すこと。例えば「胸は全摘出でも乳頭乳輪は残したい」という患者には、その切実な気持ちに応えた手術を行う。ステージ4の乳がんでも自分らしく生きたいと願う40歳の女性との1年にわたる闘病を追った。