映画「おくりびと」で描かれた亡き人を悼み送る、納棺師の仕事。今、その世界で注目される若き納棺師がいる。木村光希、30歳。生前の表情を取り戻し亡き人の尊厳を保つ静ひつな儀式に加え、送る人たちの思いや果たせなかった後悔までをもくみとり、一期一会の葬送を作り出す。全国から依頼が届く木村の納棺では、みなが晴れやかな表情を浮かべる。「死があるからこそ、生が輝く」。生と死のはざまを紡ぐ若き納棺師の仕事の現場。