1980年代に「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根内閣でも、アメリカの安全保障の下で経済立国を目指した吉田茂の路線を変更できませんでした。この「吉田路線」が定着した転換点が、自民党誕生の1955年です。当時の首相・鳩山一郎は、前任の吉田とは反対の考えから、独自の防衛力を整備してアメリカに頼らない安全保障を主張しますが、日米安保を覆せません。第3回は鳩山が結果的に「吉田路線」を継承した経緯を探ります。

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