イリオモテヤマネコやカンムリワシなど貴重な生きものたちが息づく西表島。この森で生態系の多様さを支えているのがシロアリだ。枯れ木を食べて森の循環を後押しするとともに、驚きの能力で生き抜いている。天敵に襲われると頭の突起から粘液を噴射して戦うタカサゴシロアリ。地下に巨大な巣を作り、キノコを「栽培」するタイワンシロアリ。小さなシロアリが支える壮大な命のつながりを、西表島の亜熱帯の森で見つめる。