2倍の速度で育つトラフグ、血圧上昇を抑えるトマト、アレルギーになりにくい卵など、いま遺伝子操作の新技術“ゲノム編集”で新たな食物が次々に誕生している。科学者たちが食の未来のカギを握ると注目する技術だが、そこで問われているのが、安全性だ。何をすれば安全が証明できるのか、どうすれば消費者の安心につなげられるのか。遺伝子組み換え作物への不安が根深い日本で、先頭を走る研究者たちの開発最前線に密着する。