ネパール大地震から3年、首都カトマンズで国の守り神として信仰される“クマリ”という少女の“生き神様”が9年ぶりに交代。進まぬ復興と経済の混乱の中、彼女はクマリの館という神殿に籠もり、千人を超える人々の祈りや相談を聞き続けてきた。クマリとはどんな存在か。少女は大人になると人間に戻り、新たな神が選ばれる。新しい神への祝福に集まるさまざまな人々。彼らの切実な祈りに耳を傾けネパールの今を読み解く。(後編)