戦時中、旧満州でひそかに人体実験を伴う細菌兵器の開発を行った731部隊。NHKが発掘した、旧ソ連・ハバロフスク裁判の音声記録では、部隊幹部らが、日本に反発した中国や旧ソ連の人々を、実験材料としていた実態を克明に語っていた。優秀な医学者であり、家庭人でもあった部隊員たちは、どのようにして人体実験に手を染めたのか。裁判で裁かれた医学者の遺族と元部隊員の証言、そして音声記録から、知られざる素顔を追った。