いま、中国でかつてない規模の移住政策が進められている。へき地に住む貧困層の農民1000万人を村ごと都市近郊に移住させ、貧困問題を一挙に解決しようという試みだ。貧困層を市場経済に組み込むことで、経済の底上げにつなげるのがねらいである。中国西北部の寧夏回族自治区、半子溝村の集団移住を1年にわたって記録。後編では、都市郊外の新天地での厳しい現実を描く。