戦争の影響で親を亡くした戦争孤児、その数は12万人を超えたが、詳しい実態はわかっていない。NHKでは、この3年間、孤児への聞き取りを進めてきた。目の前で子どもたちが餓死していく日常、生きるために盗みを働く孤児もいた。行き場をなくし町にあふれた孤児たちは、嫌われ差別される対象となった。一方で、がむしゃらに働き、億万長者になった孤児もいた。彼らは戦後をどう生きぬいたのか、そして今何を思うのか。(後編)