2018年末、竜王位を挑戦者の広瀬章人八段に奪われ、27年ぶりに「無冠」となった羽生善治九段。通算獲得タイトル100期という前人未到の記録を目前にして、3回連続タイトル戦で敗北を喫した。かつて王位戦で羽生に惨敗し、大胆なモデルチェンジを図ってリベンジに臨んだ広瀬。「大局観」に優れた羽生とどう渡り合ったのか? 平成の終わりとともに無冠になった羽生は、心機一転どう巻き返そうとしているのか?(前編)