三重と奈良の県境にある大台ヶ原山。かつて1日に844mmもの雨が降り、日本一の降水量を記録したこともある国内有数の多雨地帯だ。山麓(さんろく)にはスギやヒノキなどの広大な森が広がり、半世紀ほど前には切り出した木材を運ぶ「森林鉄道」が網の目のように走っていたという。その森林鉄道は今どうなっているのか。地図好きタレントとして雑誌にも連載を持つ小林知之さんが、大台ヶ原の山の中に眠る廃線跡をたどる。