片渕須直監督が、8年間暖め続けた意欲作「アリーテ姫」、ついに登場!
(*片渕監督は、「魔女の宅急便」で演出補を担った宮崎駿の直弟子)
この夏、すべての世代の人々にオススメしたい「心の冒険の物語」です。
「誰の心にも、想い描いたことを実現する力がある!」
「自分は、本当は何ができるんだろう?」「なぜこんなことをしているんだろう?」…。 誰もが一度は感じたことのある不安や疑問。でも、 「アリーテ姫」を観終わった後には、自分の周りにあるしがらみが一掃されたような気分になります。
「アリーテ姫」はお姫様としての環境に縛られて、自分に自信を持てない中、自分を信じ、励まし、自分の可能性を探して、本当の自分自身を発見していく物語。置かれた環境に不満を持ち、自らの存在意義を見出せずにいる現代人の孤独感を投影させています。
従来の王子様の助けを待っているだけのお姫様ではなく、自分の意志で未来を切り開いていくヒロイン像には、「誰の手にも、思い描いたことを実現する力があるんだよ」という監督の「暑い?」いえ、「熱い」メッセージが込められているのです。
配信開始日:2000年01月01日
『アリーテ姫』の作品動画を一覧にまとめてご紹介!
アリーテ姫(劇場版)
330 pt
作品のあらすじやキャスト・スタッフに関する情報をご紹介!
時は中世。 姫君は、城の高い塔のてっぺんの小部屋に閉じこもり、その顔を人々の前に見せることはない。やがて婿となる男性の現れる日まで、無垢な身でいつづけることがその使命なのだ。
だが、彼女――アリーテ姫は、塔の窓から見下ろす城下の町に生きる人々の姿を見ては、生きることの意味を考えていた。ある日、古文書を読み解いて秘密の抜け穴を探り当てた彼女は、城を抜け出し町へ出る。
城下町は職人たちの世界。そのひとつひとつの手が意味ある物を生み出して行くさまは、まるで魔法を見るかのよう。人の手にはこれ程の可能性がある。だったら、わたしの手にだって出来る何かが…。
原作
ダイアナ・コールス「アリーテ姫の冒険」(学陽書房刊)
監督・脚本
片渕須直
プロデューサー
田中栄子
キャラクターデザイン
森川聡子
作画監督
尾崎和孝
美術監督
西田 稔
CGI監督
笹川恵介
色彩設定
林亜揮子
音響監督
早瀬博雪
編集
瀬山武司
制作
STUDIO4℃
音楽
千住明(オリジナルサウンドトラック
主題歌
大貫妙子「金色の翼」
作詞
大貫妙子 作・編曲
テーマ曲
オリガ「クラスノ・ソンツェ」
作詞
オリガ 作・編曲
製作年
製作国
日本
(C)アリーテ製作委員会