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本編

KANO~1931海の向こうの甲子園~

KANO~1931海の向こうの甲子園~

  • 185分 
  • 2日間 330 pt 〜

1931年、日本統治時代の台湾から甲子園に出場し、決勝まで勝ち進んだ伝説のチームがある。嘉義農林学校野球部。KANO。それまで1勝もしたことのなかった弱小チームが甲子園を目指し、大人たちや他校の嘲笑をよそに予選で快進撃を始める。その陰には、かつて名門・松山商業を監督として率いた近藤兵太郎の特訓があった。守備に長けた日本人、打撃力のある台湾人(漢人)【※注1】、俊足の台湾原住民【※注2】。それぞれの強みを生かし、分け隔てない指導で育てられた彼らは、ついに甲子園への切符を手にする。 多感な少年時代の叶わぬ恋、夢半ばに去る卒業生、厳しい生活に野球を続けることを悩む者―。様々な思いを背負い、彼らは海を越える。無名の嘉義農林は甲子園でも強豪を破り勝ち進んだ。そのひたむきなプレーは、やがて多くの観客の共感を呼び起こす。迎えた決勝戦。一球たりともあきらめない渾身の姿にスタンドから熱い声援が拡がる。「天下の嘉農、天下の嘉農」。皆が、心からエールを送りながら、一球一球に固唾をのみ、試合の行方を見守っていた。 【※注1】中国大陸から移住した漢民族の子孫 【※注2】台湾の先住民族の正式な呼称