「少年陰陽師」の「第三話~第二十六話」をフル動画で配信中!
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画質について対象ストーリー
闇に怯える声をきけ / 異邦の影を探しだせ / 猛る妖異を退けろ / 夜陰に浮かぶ兆しを掴め / 彼方に手繰る女の念(おも)い / 貴船に響く怨嗟を止めろ / 闇の呪縛を打ち砕け / 淡き願いに応(いら)えの声を / 誓いの刻印(しるし)を胸に抱け / 鏡の檻をつき破れ / 辻風が運ぶ禍歌 / 満ちた月が欠けるが如く / 禍つ鎖を解き放て / 古き影は夜に迷い / 六花に抱(いだ)かれて眠れ / その理由は誰知らず / 北辰に翳りさす時 / 黄泉に誘(いざな)う風を追え / 罪の焔に絆絶え / すべては巫女の御為に / 軻遇突智(かぐつち)の焔(ほのお)は厳(おごそ)かに / 黄昏の風、暁の瞳 / 禍気の渦に伊吹舞う / 焔の刃を研ぎ澄ませ
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闇に怯える声をきけ / 異邦の影を探しだせ / 猛る妖異を退けろ / 夜陰に浮かぶ兆しを掴め / 彼方に手繰る女の念(おも)い / 貴船に響く怨嗟を止めろ
闇の呪縛を打ち砕け / 淡き願いに応(いら)えの声を / 誓いの刻印(しるし)を胸に抱け / 鏡の檻をつき破れ / 辻風が運ぶ禍歌 / 満ちた月が欠けるが如く
禍つ鎖を解き放て / 古き影は夜に迷い / 六花に抱(いだ)かれて眠れ / その理由は誰知らず / 北辰に翳りさす時 / 黄泉に誘(いざな)う風を追え
罪の焔に絆絶え / すべては巫女の御為に / 軻遇突智(かぐつち)の焔(ほのお)は厳(おごそ)かに / 黄昏の風、暁の瞳 / 禍気の渦に伊吹舞う / 焔の刃を研ぎ澄ませ
本編
時は平安――。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師・安倍晴明の孫でありながらも、妖を見る力『見鬼』の才がなく、陰陽の道を諦めていた。しかしその他の道にも才能を見出せず途方に暮れていたところ、突然白い物の怪と出会う。そんな中、都では謎の妖が跋扈しており、晴明にその退治を頼まれた昌浩は、物の怪を『見鬼』の才のない自分の目の代わりにして、調伏に向かうのだが――。
陰陽師の見習いとして陰陽寮に出仕するようになった昌浩。元服の儀を終わらせ、父親である吉昌と左大臣・藤原道長のもとに報告のため出向き、その一の姫・彰子と出会う。彰子は普通の人には見えないはずの物の怪であるもっくんが見える『見鬼』の才の持ち主だった。 昌浩もようやく見習い陰陽師として陰陽寮での雑事にも慣れ始めた中、内裏で突然火の手があがる――。
先日の内裏炎上で身を守る結界が壊れた彰子は、晴明により再び強固な結界を張ってもらった。また昌浩は、その火事の原因を苦手な占いで探ろうとするも、その占いの意味がわからずやきもきしていた。内裏の復興もなかなか進んでおらず、占いでは埒があかなくなった昌浩は、同じ妖怪である百鬼夜行に情報がないか訊きにいくが、そこで火事の時と同じ妖気を再び感じ――。
紅蓮の炎が効かず、取り逃がしてしまった謎の妖の正体を思案しながらも、陰陽寮の日々の仕事に追われる昌浩。疲れ果てて書簡庫で居眠りしてしまうが、その夢でまた新たな妖怪が姿を現した。調べてみると、どうやら先日の牛の妖怪も、夢に出てきた妖怪も異邦の化け物だった――。なんとか居場所を探ろうと、隠れている雑鬼たちを探し出し問い詰めていると、瘴気と共に何者かの声が背後から響き――。
とうとう姿を表した妖怪たちの主、それは西の国に伝わる古の妖・窮奇だった。あまりの力の差に、昌浩は紅蓮に逃げるように言うが、紅蓮は昌浩を庇って怪我をしてしまう。なぜ紅蓮がそこまで昌浩を守るのか――。それは誰もが怯える自分に、幼い頃の昌浩が怯むことなくまっすぐに見つめてきたからだった。そして窮奇との戦いに苦戦していると、突然何者かが現われ、凄烈な霊気が辺りを満たし――。
異邦の妖・窮奇を探すため、昌浩は夜に都の見回りをするも、窮奇は見つからず、雑鬼たちが次々と襲われていく。 手掛かりを得るため、襲撃の現場に行ってみると、そこには恐ろしげな顔の牛車の化け物がいた。 そんな中、窮奇を見つけることができない昌浩に対し、晴明の式である十二神将・青龍は業を煮やし始めていた。また、青龍は過去になにやら紅蓮と確執があったようで――。
彰子が妖に狙われている――?晴明のもとに、彰子から異変を知らせる文が届けられた。昌浩が晴明の名代で彰子を訪ね、詳しい話を聞くと、彰子の遠縁にあたる姫・圭子が突然不穏な気を纏って訪ねてきたという。病で伏せっている圭子姫の身に漂う尋常ならざる妖気。 そして、圭子姫は今夜彰子を迎えに来るという……。事の次第を調べるため、昌浩は圭子姫の邸に向かうが――。
以前都で聞いた、貴船で丑の刻参りをする鬼女の正体――それは圭子姫だった。異邦の妖たちは圭子姫を利用して、貴船の神を封じ込め、貴船山を隠れ家としていたのだった。昌浩は、さらわれた彰子を探すため貴船を駆け回るが、圭子姫の妨害にあってしまう。深い怨念に捕われてしまった圭子姫を救うため、そしてさらわれた彰子を取り戻すため、昌浩は持ちうる全ての力をぶつけるが――。
異邦の妖・ガクとシュンに襲われ、昌浩は絶体絶命の危機に陥ってしまう。
貴船の龍神の力を借りようとするもうまくいかず、諦めかけた昌浩の脳裏に、以前晴明から教えてもらった秘密の言葉がよぎる。龍神の封印を解き放ち、なんとか敵を退けるも、操られていた彰子に刺されてしまった昌浩。それを見た紅蓮は、晴明に施された封印を打ち破ってしまい・・・・。
先の戦いによる傷がようやく癒え始めた昌浩。彰子の様子を伺いに藤原邸を訪れると、晴明の張った結界が弱まっていた。
彰子が無事入内できるようにと、昌浩は必死に窮奇を探すが、その努力も空しく、ほとんど情報を得られぬまま日々が過ぎていっていた。
彰子の入内が明日に迫ってきた。昌浩は入内の前に窮奇との決着をつけるべく、都の南にある巨椋池に向かう。
安倍邸に居候することになった彰子に、昌浩はなかなか慣れずにいた。落ち着かないながらも、陰陽寮に久し振りに出仕すると、陰陽生の筆頭である藤原敏次に嫌味を言われてしまう。
先日逃してしまった怨霊が、その後何の音沙汰もないことに疑問を抱く昌浩ともっくん。いつも通り陰陽寮に出仕すると、藤原行成が怨霊による病に伏せているとの報が入る。
行成を苦しめている怨霊の正体――、それは四十年前に冤罪で大宰府に流された殿上人・穂積諸尚だった。行成を、そして敏次を救うため、昌浩は諸尚の調伏に乗り出す。
都中に怨霊や死霊がはびこる中、昌浩は防人の霊が彷徨っているのを見つける。成仏させようとすると、見たこともない百鬼夜行がその霊を狙ってきた。
防人の霊が昌浩の前に現われたのは、貴船の龍神が昌浩のもとへと導いたためだった――。 厄介事を押し付けられた、と激怒するもっくんに連れられて、昌浩は貴船へと向かう。
浩の兄、成親が都へ戻ってきた。昌浩ともっくんは吉昌に頼まれ成親の邸へ向かうと、そこでは成親たち親子が謎の妖に襲われていた。
陰陽寮で敏次より失せものの相が出ていると言われた昌浩に、もっくんは気にしないよう告げる。だがその夜、昌浩は妙な夢を見る。
黄泉の瘴気により、臥せる人、盗人が増え都が荒れ始めていた。昌浩は瘴気を打ち消すため、なんとか呪詛を行っている者を見つけ出そうとする。