≪あの男はいつも片隅に座っていた―。あまりの衝撃に賛否両論!1970年代ドイツに実在した連続殺人鬼を描いた、観る者の度肝を抜く不道徳なる傑作≫
★70年代ハンブルクで実際に起きた連続殺人事件の犯人フリッツ・ホンカ。第二次世界大戦前に生まれ、敗戦後のドイツで幼少期を過ごし、貧しさと孤独の中で大人になった男が、70年から4人の娼婦を殺害しながら過ごす日常を描く。知性溢れる天才犯罪者でも、何かに取り憑かれた狂人でもない、「ごく普通の連続殺人鬼」という、すぐ隣にいるかもしれない恐怖”に誰もが戦慄する。
★監督を務めたのは、30代で世界三大国際映画祭すべてで主要賞受賞の快挙を成し遂げた、世界が新作を常に渇望する才能ファティ・アキン。本作では恐ろしいのにユーモラス、ピュアで鬼畜な殺人犯を描き、激しく世界を挑発する!
★主演を務めたのはヴァラエティ誌の「注目すべきヨーロッパの若手映画人10人」に選出された若手実力派俳優ヨナス・ダスラー。実年齢よりも約20歳も年上のフリッツ・ホンカへ大変身し、狂気に満ちた演技で魅せる。その容姿の変貌を支えたメイクも絶賛され、ドイツ映画賞でメイキャップ賞も受賞した。