「絶対彼氏。<完全版>」の「#1 仕事と恋愛」をフル動画で配信中!
あらすじ
特殊メイクアーティストのオム・ダダは、トップスターのマ・ワンジュンと7年間隠れて付き合っている。ある日、わがままな女優のせいで予定が急きょ変更となり、ダダは監督の無理な注文に応えるため、自分が再構成したコンテを監督に渡すのだが、無礼だと怒られてしまう。一方、人を愛するために作られたロボット(ゼロナイン)はその効果の程を試すため、初めて外出するが…。
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本編
消失した過去のデータを自ら復旧させたヨングは、自分の意思でダダに“愛してる”と言う。ヨングは再びダダの家に戻り、2人はお互いの気持ちを確かめ合う。一方、勝手に逃げ出したヨングに腹を立てたダイアナは、ダダの家に乗り込み、“買ったのは私だ”と言いながら、力ずくでヨングを連れ戻そうとする。ダダはそんなダイアナに、ヨングは自分が買い取るとタンカを切るが…。
マネージャーをクビになったヨングは、少しでもダダを経済的に支えようと、スタントマンの仕事を引き受ける。人目に付くことでヨングの正体がバレることを恐れたボウォンは、万一の事態に備え、ダダの特殊メイク班“リアル”に入り、ヨングを見守ることにする。そんな中、本性を現したクム社長は、事務所を辞めると言うワンジュンを脅し、ダダを陥れるための悪事を企てるが…。
自分が施した特殊メイクでワンジュンにケガを負わせてしまい、「ドクター・アルパ・ゴ」シーズン2の撮影から外されてしまったダダ。プロの誇りを持っていたダダは、予想外の事態に激しく落ち込む。そして、その頃からヨングは悲しむダダを見ると、胸の辺りが痛むのを感じていた。一方、ケンを諦めきれないダイアナは、ダダを困らせようと新しいロボット“ゼロテン”を本社に注文する。
ピーナツの粉末をメイク用の接着剤に混ぜたのは誰か?特殊メイク班の靴底についていた血糊をヒントに、ヨングとワンジュンは防犯カメラに映っていた犯人らしき人物を捕まえる。誰ともほぼ面識のないこの人物には、案の定、黒幕がついていた。その黒幕とは…?一方、かねてからヨングの言動に不信感を抱いていたワンジュンは、ある出来事をきっかけにヨングが人間ではないと確信する。
ボウォンが置き忘れた“ゼロナインの取扱説明タブレット”を見てしまったワンジュン。そして問い詰められたヨングは、自分はロボットだと告白してしまう。ロボットと知りながらヨングと恋に落ちているダダに、ワンジュンは複雑な思いを抱く。そんな中、何としてでもワンジュンを潰そうと もくろむクム社長は、過去の写真を使って暴行事件を装い、大々的に記者会見を開くのだが…。
ワンジュンが所属事務所の社長と俳優を暴行したというニュースは一瞬で広がった。そしてクム社長の企みどおり、ワンジュンは出演していた映画やCMから降ろされ、巨額の違約金を払うハメになる。ダイアナはそんなワンジュンを待ち伏せ、言葉巧みに自分の屋敷に連れて行き、ある提案をするのだが…。一方、ヨングとダダはさらに愛を深め、ヨングは初恋が実るおまじないをする。
ダイアナが新たに注文したゼロテンは、ワンジュンと同じ顔をしたロボットだった。ダイアナはワンジュンを監禁し、代わりにゼロテンを撮影現場に行かせる。まるで別人のような言動をするワンジュンを見て驚くダダやスタッフたち。中でもヨングはワンジュンの変化に何か不審なものを感じる。一方、ワンジュンは何とかして自分が監禁されている事実を知らせようとするのだが…。
ダイアナの屋敷から抜け出したワンジュンは、拉致されたダダを助けに行って驚がくする。ダダを拉致していたのが自分と同じ顔をしたロボットだったからだ。攻撃的なゼロテンを制御するため、ダダはやむを得ず恋人モードを起動させようとするが…。一方、クム社長の企みは結局失敗に終わり、世間の信用を取り戻したワンジュンは、マネージャーに緊急記者会見を開きたいと言い出すが…。
ワンジュンは自ら開いた記者会見で、自分には7年間愛した人がおり、それはオム・ダダという特殊メイクアーチストだと発表してしまう。そんなワンジュンの想いをよそに、父の命日をヨングと2人で過ごすダダ。亡き父との思い出のダンスをヨングと踊りながら、ずっと一緒にいようと誓う。一方、ヨングを奪われたダイアナは、どんな手段を使ってでもヨングとダダに復讐しようとするが…。
保護モードを自ら作動させ、一時停止状態になったヨング。ダダはその様子を見て驚く特殊メイク班の仲間たちに、ヨングがロボットであることを伝える。“人間に傷付いたからロボットを選んだ”というギュリの言葉やワンジュンからの忠告に、ダダは改めてヨングとの未来について考える。一方、コ部長はヨングが一時停止状態になったのはメルトダウンの前兆ではないかと疑うが…。
亡き父の言葉を思い出し、自分にとってヨングは特別な存在なのだと気付いたダダ。改めて気持ちを確かめ合った2人は、初めて正式なデートをする。本物の恋人同士のようなときめきを感じる2人。幸せいっぱいのヨングは、たまに感じていた胸の痛みが消えたことをボウォンに報告する。そしてその翌日、ドラマの地方ロケが行われ、みんなそろって海辺のペンションに行くことになるが…。
ペンションに遊びに来た特殊メイク班の仲間たちとワンジュン。ギュリはダダとワンジュンをわざと2人きりにし、よりを戻すよう仕向けるが、ワンジュンは幸せそうなダダを見て、自分の負けを認める。そして一時は反対していたギュリも、ヨングの一途な愛に感動し、2人の交際を認め始める。そんな中、コ部長が本社に依頼したヨングの調査データには、想像外の結果が出ていたのだが…。
ダダを愛することで人間の感情を習得したヨングの体は、プログラミングされていない機能が働いたことで負荷がかかり、メルトダウンが始まっていた。ダダは自分を愛したためにヨングが壊れた事実を知り、激しく自責する。一方、イニョクからヨングのメルトダウンについて聞いたダイアナは、新たな悪事を企てようとするが、そんなダイアナを見て、執事のランが初めて本音を漏らす。
ヨングの不調を知ったワンジュンは、自分を振ったダダが幸せにならないのを見て、もどかしさのあまり怒鳴りつけてしまう。一方、ボウォンは過去のデータを探し、かつて1度だけ作られたことのある“ハートクーラー”という部品を見つけるが、現在残っているのは1つだけだった。ボウォンとコ部長はこの部品に期待をかけるが、イニョクの裏切りにより、ダイアナの手に渡ってしまう。
クロノスヘブンで治療を受けていたヨングは、自ら電源を入れてダダの家に戻って来る。急いで抜け出したのか、着の身着のまま靴も履いていないヨングを見て、余計に涙が出るダダ。2人は一緒にいられる限られた時間を思い、抱き締め合う。ヨングに残された時間があと1ヵ月と判断したボウォンは、ヨーロッパ支部に保管されたヨングと同じモデルを調べてみようと思い立つが…。
すべての機能を初期化すればメルトダウンが止まることが分かった。しかしそれと引き換えに、これまでの記憶が消えると聞いたヨングは、ダダとの思い出を失いたくないあまり、初期化を拒否する。ボウォンは落胆しつつも、ヨングの意思に従うことにする。そしてヨングはダダを安心させるため、スイスの本社で修理を受けてくるとウソをつき、しばらく離れ離れの生活を送ろうと提案するが…。
スイスで修理を終えたかのように戻って来たヨング。ダダはヨングが元気になったと思い込み、これから2人で過ごす日々を甘く想像する。そして流星群を見に行く約束をするが、今の生活がずっと続くと思っているダダは、約束より仕事を優先にしてしまう。そんな中、自分の余命を知ったヨングは、自分がもうじきいなくなることをワンジュンに伝え、ダダを幸せにしてほしいと頼むが…。
ダダとの思い出を胸にメルトダウンする道を選んだヨング。本当のことを知っている周りの人たちは、何も知らないまま幸せそうにしているダダに、事実を伝えるべきかどうか迷っていた。結局、見るに見かねたワンジュンが、ヨングは直っておらず、壊れる前に姿を消すつもりなのだと伝えてしまう。何も言わずにダダの前から去ろうとしているヨングに、ダダは思いのたけをぶつけるが…。
いつ動かなくなってもおかしくないヨングとピクニックに出かけるダダ。ウエディングドレスのような白い服を買い、写真館で結婚写真に似た記念写真も撮る。そして帰り道。2人が初めて会ったバス停に立つと、急に雨が降り始めた。ダダはヨングの体を思いやり、傘を買いに行くのだが…。そして3年後、「ドクター・アルパ・ゴ」はシーズン4のクランクアップを迎えようとしていた。
特殊メイク班“リアル”の社長になったダダは、ヨングを忘れられないまま寂しい日々を送っていた。そんなある日、ダダはボウォンの計らいで、停止したヨングと再会する。人工知能の研究のために廃棄を免れたヨングは、いよいよ明日、本社に回収されるのだという。横たわるヨングに“本当の愛を教えてくれてありがとう”と最後の挨拶をするダダ。その帰り道、初雪の舞う中で見たのは…。